気になる、サザエさん!
ひところ「サザエさん症候群」とかっていう症状が話題になりましたね。日曜日の夕方、サザエさんを見る時間になると、「ああ、明日からまた仕事だ(学校だ)」と憂鬱な気分になり、場合によっては本当に具合が悪くなるんだそうです。
あたしも、だいたい毎週日曜日の夕方は晩ご飯を食べながらサザエさんを見ていますが、そんな気にはなりません。あたしの場合はもっと早く、日曜日の午後3時、4時くらいでメランコリーを感じます。
それはそうと、サザエさん。最近ちょっと気になります。
何が気になるかって、カツオの立ち居振る舞いです。人のやること言うことにいちいち目くじらを立てるようになったのは年をとった証拠かもしれませんが、とにかくこの一年くらい気になっているんです。
このところカツオのやること言うこと、つまり言行全般がどうも子供らしくない、嫌らしい感じを受けるのですが、皆様いかがでしょう?
昔のカツオは、確かにいたずら坊主でしょっちゅう波平に怒られていましたけど、やっぱり子供らしいいたずらって印象がありました。昨今の陰湿なイジ メとかに比べ本当に子供らしい子供って思いを持っていたのですが、どうも最近のカツオは、なんか嫌らしい感じ、あざといっていうのでしょうか、そういう感 じがするんです。
たぶん原作者の長谷川町子さんが存命なら、こんな脚本は書かないんじゃないかなあと穿ってしまいます。時代を反映するというのもいいですが、なんかちょっと違和感というか見終わった後にほほえましたが残らず、嫌な気分で週明けを迎えることがしばしばです。
因みに時代を反映すると言えば、磯野家はタラちゃんの三輪車を除けば、カツオもワカメも自転車に乗っているシーンがないのが不思議です。磯野家には自転車がないようですし......。
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