2006年8月27日

R35

ある雑誌の広告に出ていて、「ああ、懐かしいなあ」と思ってアマゾンで購入しました。

CD2枚組で、各18曲の合計36曲。ほぼ全部聞き覚えのある曲。ちょうど高校生から大学生の頃に聴いていた曲ばかりですね。

なんだかんだと言っても、あのころは洋楽が物凄くブームになっていて、誰もが聴いていたし、(当時はまだ黒人だった?)マイケル・ジャクソンの「スリラー」を筆頭としたプロモーションビデオなんかも流行っていて、プロモを見せる番組がいくつもありました。

音楽雑誌で、この数年の洋楽の退潮はラップミュージックがヒットチャートの主体になり、歌詞を味わう(←多少は英語がわかる日本人!)のが難しくなったからであると書いてありました。

まあ、このCDに収録されている曲にしても、未収録の曲にしても、当時は確かに覚えやすいメロディと日本人にもわかりやすい歌詞というのが溢れてい たような......。それが一部のファンには「商業ロック」と呼ばれていたわけですけど、あたしはそれでいいと思っていましたし、今もそう思っています。

だって、それで喰っていくんだったら結局は大なり小なり「商業」と結びつかないとなりませんからね。(自分たちがそれまでやってきた音楽を曲げて、売れるために売れるような曲を作り出したバンドなどが嫌われるのは、それなりに理解できますが......。)

それはそれとして、このCDにしてもそうですが、なんか最近は昭和を懐かしむような企画がCDにしろ書籍にしろ増えているんじゃないでしょうか。そ れに乗せられて、こうしてCDを買ってしまうあたしなんかは、見事に売る側の戦略にはまってしまった典型例なんでしょう(笑)。

コメントする