2006年8月26日

PPV

PPVは、ペイ・パー・ビュー。見た分だけ課金されるスカパー!の視聴システムです。

見た分だけと言っても、基本的には「この番組を見る(=買う)」という仕組みで、多くはアダルト番組などがその対象になっています。

ただ、映画などもこのシステムで放映されていることもあり、ちょうどジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」をやっていたので視聴しました。ちなみに525円でした。

映画の内容は、死んだ夫の遺体を埋葬するために、ベルリンからニューヨークへ向かう飛行機に乗った母と6歳の娘だったのですが、母・ジョディがちょっとうたた寝をしている隙に娘が忽然と姿を消してしまいます。

誘拐されたと思いこんだ母・ジョディは必死で機内を探し回るのですが、そもそも娘を目撃した人がいないし、登場記録がない、挙げ句の果てにベルリンの病院からの情報で娘は既に死んでいる......。夫が娘を道連れに心中を図ったらしいというのです。

つまり、夫と娘を亡くしショック状態(パニック状態?)に陥った母親のヒステリー爆発映画(?)という感じなのですが、そうではなくて、やはり娘は連れ去られていて機械室の中で眠らされていました。

この映画、ジョディ・フォスター主演ということでかなり前宣伝もしてましたし、それなりの興行成績を収めたんじゃないかと思いますが、ネット上での劇評を見る限り、かなり酷評されていますね。

あたしは映画を見た後に、そういう評を見たのですが、酷評している人の言い分、わかります。あんなお客と飛行機で乗り合わせたら嫌だなあ、と本機で 思います。ただ、娘が誘拐された(いなくなった?)時の親って、やっぱりこのくらいパニックになるんだろうなあ、となんとなくわかるのですが、でも、やっ ぱりあれはおかしい......。むしろ、あんなヒステリックな母親だから子供だって逃げ出したくなるんだよ、と言えば、結構説得力あるのでは?

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