富江
スカパー!で、ホラー映画「富江」シリーズが一挙放送されているので、見たり録ったりしながら鑑賞しています。
富江っていうのは絶世の美女で、殺されても殺されても生き返ってくるゾンビみたいな存在なんですが、とにかく回りの男どもを虜にしてしまいます。最 後は男同士の殺し合いになったりすることもあるのですが、結局は富江を愛した男によって殺されてしまう(でも生き返る)っていう、いくらでも続編が作れる ストーリーです(笑)。
このシリーズの第一作は、あの菅野美穂が富江役を怪演したのが話題でしたが、後半くらいになるまで、菅野美穂は顔をさらしませんでした。菅野美穂は 確かに妖しい魅力を持った女優さんだと思いますが、絶世の美女かと言われると、?なんですが......(でも、あたしは菅野美穂ちゃん好きです!)
映画の中で、富江事件を追っている刑事のセリフによりますと、富江事件は記録では明治の頃からあるそうです。だから絶世の美女なのに「富江」なんて 冴えない名前なんですね。平成の世の中、富江という名前で絶世の美女をイメージするのは至難です。(こういう名前で勝手に容姿をイメージしてしまうのはよ くないのでしょうが、やはりそういうのってありますよね?)
しかしなあ、この富江っていう存在(人間なのかゾンビなのかわかりませんが)がどうして誕生したのか、そこが知りたいですね。「リング」の場合、そ の誕生の経緯に遡って、可哀相な女性っていうイメージがありましたが(ただし、仲間由紀恵演じる貞子と、もう一人の貞子の存在が見え隠れしてました が......)、この富江の場合、とにかくいきなり表われ人々を、特に男を滅茶苦茶にして最後は殺されるという、ある種荒唐無稽なストーリーなので、頭を使わず に鑑賞できていいのかもしれません。
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