2006年8月31日

最近のバナー

バナーといえば、ホームページ上の広告とか、リンク用のボタンというのがまず思い浮かびます。

それはそれで正しい認識だと思うのですが、このバナー、長らく88×31ピクセルというのが世界標準だったと思います。それが最近変わってきているような......

そもそも、この88×31というのはネットスケープかなにかのバナーが初めらしく、多くの人がそれに倣って独自にバナーを作るようになって事実上のスタンダードとなったと聞いております。

ところが最近、このバナーが大きくなっているような気がするのです。どのくらいになっているかというと、150×45ピクセルです。比べてみれば、かなり大きいということがわかります。

この大型バナーどこから来ているのか? あたしなりに考えてみますと、どうも最近流行のブログが発生源ではないかと思われます。

ブログもお互いにリンク用バナーをおいていたりしますが、このバナーがかなりの割合で150×45のサイズで作られているんですよ。あたしも最近気づいたんですけどね。

このサイズ、誰かが始めたものが何となく広まったのか、それともどこかのブログ提供サイトが提唱したものか、それとも別な理由があるのか、あたしには全くわかりません。

ただ、この大きさになると、前のバナーよりもデザイン的に凝ったバナーが作れます。大きさ的にも、これ以上大きいとなんか間抜けな感じがして、バナーのくせにページの中でやたらと主張しているような感じに見えてよくないと思います。

とまあ、「え、バナーにサイズがあったの?」と思われた方も多いでしょうから、自由なネット社会では、あまり「これがバナーの基準だ!」などとうるさく言わない方がよいのかもしれませんね。

でも、リンクを並べるときに、バナーの大きさがあまりにもバラバラだと見た目も悪いですから(自分でリサイズするのは面倒ですし、縦横の比率っての もありますから...)、多くの人が揃えて作ってくれるとありがたいとは思いますが。もちろん、あたしも基本的にはこういうサイズに倣って作るようにしていま す。

グラーグ@読売

『グラーグ』が次(9/3)の読売新聞の書評に載るそうです。

やはり高いから、バンバン売れるてわけにはなかなかいきませんが、それでもポツポツとは売れているんですよね、この本。

今日の配本(08/31)

●フィレンツェ歴史散歩

『素顔のフィレンツェ案内』の著者によるエッセイ。フィレンツェって、行ってみたいなあ。


●シェイクスピアの驚異の成功物語

タイトルだけ見ると、成功するビジネスマンのための...って本みたいですけど、立派な評伝です。かなり分厚い本でもあります。しかし、シェイクスピアって誰?

2006年8月30日

重版しようか、どうしよか?

ずいぶん前に、あたしの勤務先から『女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯』なる本が刊行されていました。

この本、しばらく<在庫僅少本>状態だったのですが、最近になり書店からの注文が増えてきて、とうとう品切れになってしまったんです。

ここでピンと来た人はコミック好きか、アニメ好きか、はたまたコスプレ好きか......(笑)。

そうです。いま、こんな(↓)コミックが売れているんですね。

でもって、ファンの方はとうに知っていたのでしょうけど、これがこの夏からアニメ化されてWOWOWで放送されるようになって、更にファンを広げているような感じらしいですよ。

いや、実のところよくわからないんです。確かにアニメからファン層が広がり、書籍に限らず関連商品が多数発売されて人気が国民的とまではいかなくても、かなり一般の人にまで広がるってのはよくあることですよね。

でも、今回のアニメ化はWOWOWですから、そんなに多くの人が目にするのだろうかという気もするんです。

でもでも、書店から実際に問い合わせや注文の電話が結構かかってきているので、かなり関心を持たれているのではないかなあ、と思っています。

少なくともインターネットが発達した昨今、コアなファンは本当にいろんな事を調べていて、そこらの大学教授よりもよっぽど詳しかったりするほどです。なので、かなり<学術的>と言えるような本にまで、コミックやアニメのファンが手を伸ばしているらしいのですけど......。

うーん、あたしんとこの本、重版すべきか、せざるべきか、迷います。コミックやアニメの人気は、たぶんにコスプレなんかともシンクロしているようですが......。

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