2006年7月28日

2006年07月号

東京に住んで仕事をしていると、移動には専ら電車を使いますが、地方の場合、大都市圏を除いては、ほとんど電車を使うことがありませんので、新鮮な体験ができます。

かつては県庁所在地のある中心都市に、昔ながらの老舗の書店があることが多かったのですが、最近は郊外の大型ショッピングセンターに書店が出店することもあります。

そういう郊外の書店。地元の人はもちろん車で行きますので、路線バスというのもそれほど通っていません。あっても一時間に数本です。ですから駅からタクシーで行くのはよいのですが、帰りは途方に暮れます。

本でも読みながらバスを待っていると、「あれ、バスなんか待っている人がいるよ」といったジモティの冷たい視線が突き刺さります。

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小社刊『オリーブの海』が今年度の青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選ばれました。

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