2006年6月18日

注目ポイントは......

ジュース「なっちゃん」の新しいCMで堀北真希がドジな新米キャビン・アテンダントに扮しています。

このCM、笑顔を絶やさずに、いつも笑顔で、というのがコンセプトであり、視聴者に一番訴えたいことなんでしょうけど、あたしの場合ちょっと違います。

いえいえ、一番訴えたいことは「買ってください」なんでしょうけど、それはさておき、あたしの世代だったら誰もが堀北真希と共演している先輩CAというか、教官とおぼしき堀ちえみに目も心も釘付けだと思います。

だって、堀ちえみといったら往年の名作「スチュワーデス物語」の主演、ドジでのろまな亀じゃないですか! それが数十年経って教官役で出てくるなんて、制作スタッフはあたしくらいの年代の人がディレクターでしょうね、きっと。そう思いますよ。

CMといえば、妻夫木聡主演の東京ガスのシリーズ。最新のベートーベンは今イチだと思うのですが、小野妹子のバージョンは笑いました。

小野妹子は男だろって妻夫木も突っ込んでますが、女だと思っている今時の中学生・高校生も多いはず。そりゃ初めて習った時には、あたしだって女の名前だと一瞬思い込んでしまいましたから(汗)。

そういう誰にでも覚えがありそうなところを取り上げたのがヒットの秘密ではないでしょうか。こうなれば、イルカがフォークギターを弾きながら蘇我入鹿に扮するとかってのもあり? でも蘇我入鹿だって男なんですよね......。蘇我馬子も男だし、薬子の乱の薬子はどうでしょう?

古代って変な名前が多いと思うのは早計で、滅ぼされた人間は滅ぼした側によって、侮蔑的な名前で記録されるからだと、学生時代歴史の先生に習いまし た。蘇我蝦夷も本当はそんな名前じゃなかったらしいですし、柿本人麻呂も左遷されていた時は柿本猿(かきのもとの・さる)と呼ばれていたと聞いた記憶があ ります(真偽未確認ですが...)。

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