30代未婚男
『30代未婚男』読了。
書店回りの途次、新書コーナーで積まれているのを発見。
さあ、買いなさい。あたしを買うのよ。あなたが買わなくて誰が買うのよ!
というメッセージがこの本から発せられていました。
そうね、あたしが買うべきよね。あたしのために書かれた本なのよね、と思い一気に読了。タイトルのわりには、きちんと帖佐・統計資料などを利用した真面目な本です。決してキワモノ本ではありません。
さて、なにゆえ結婚しないのか、できないのか? この手の事情、少し前にテレビでもやってまして、そこでは男ばかりの職場にいて出逢いがない、男子 校出身で女性と話せないという人が数名取り上げられていました。そういう人がカウンセリングを受け、女性と話す訓練をし、お見合いパーティーに挑戦する、 というテレビ的にはそういうパターンが受けるからなのでしょう、構成としてはそうなっていました。
でも、本書を読むと、いわゆる「女性と話せない」といった人は少数のようで、女性とフランクに話せる、彼女もいるという人が何名も取り上げられています。その点がまずは意外でした。つまりは、結婚に踏み切れない、ということですね。
もちろんその前段階、恋愛できない人ってのも取り上げられていますが、率直に言ってしまえば、あたしがそうね。
あたしの場合、共学校出身なので女性との接点がないなんてことはなく、昔から男女関係なく話ができました。女の子のお友達もいっぱいいました。
ただ、高校の頃から既に「お姉ことば」だったので、仲良くなると「女友達」の感覚になっちゃうのよね。恋愛に発展するなんて考えられないわ......。
さすがに本書では、オカマ系の人は取り上げられていないので、困ったものです。さて、どうしたらいいのかしら?
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