2006年5月20日

ずっと見ていて厭きない本

書店回りの途次、ふと目に入った2冊の本。『ダ・ヴィンチ・コード』でも『ハリー・ポッター』でもありません(^_^;)。

私鉄時刻表』(東日本/西日本)

です。昔からあるJTBの時刻表と同じようなデザインで、ただ私鉄のみに掲載対象を絞った時刻表です。書店で見かけたのは「第2号」とありましたので、既に「第1号」が出ていたのですね。不覚にも知りませんでした(T_T)。

たぶん、通常の時刻表の臨時増刊という扱いで、季節ごとにでも出ているのではないでしょうか? 未確認ですけど。

さてさてこの本、つまり私鉄専用の時刻表ですよね。昔から「時刻表」って私鉄のページが貧弱で物足りなかったんです。あたしが子供のころ(高校くら いまでも含め)って、今みたいに私鉄の各社が独自に時刻表を出しているなんてことはなく(あたしが知らなかっただけ?)、私鉄各社の時刻表が出回るように なったのって、まだ最近だと思います。

でも、私鉄の各会社の時刻表を集めるなんて、よほどの鉄道オタクでもない限りできませんし、そんな資金力もないし、と常々思っていたのです。

そうしたら、こんな本が出ているじゃありませんか(^o^)。いやー、昔の鉄道マニア(まではいってないけど)としては、そして中学時代に旅行クラブ(もちろん時刻表片手の机上旅行)に所属していた身としては、こんな本は興味を持たないわけがありません。

実際、あたしみたいに思う人ってかなりいるんでしょうね。時刻表って、各月の号で数えたらそれほどでもないかもしれませんが、創刊以来の毎月の号をすべてを集計したら、日本一のベストセラー書籍(?)だそうです。

たぶんこの二冊、数時間眺めていても厭きないでしょう。数時間どころか数日見ていても厭きないんじゃないかと思います。

しかし、エッセイなども含め、鉄道の書籍がこれほど存在する国って、海外ではあるのでしょうか? やはり日本独特の文化なのでしょうか?

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