2006年4月12日

文盲@朝日

例によって朝日新聞の次回の書評が発表になっていますが、『文盲』が登場です。

この本、「も・ん・も・う」って読むんですが、注文の電話ではかなりの確率で「ぶ・ん・も・う」と言ってくる書店員さんがいます。確かに最近は<識字率>とかって言って、<「文盲>なんて言葉使いませんからね。

時には「も・う・も・く」なんて注文電話もあります。「盲目」は恋だけにして欲しいところです(笑)。

単行本なので、ハヤカワの文庫「悪童日記」などと並べにくいかもしれませんが、是非是非、併売をお願いしたいところです。


ところで、今回の書評(次回の書評と言うのか?)で新潮社の「女形・雀右衛門」という本が紹介されています。雀右衛門さんの評伝的なものって、昨年だった か岩波から『私事』という本が出てましたし、あたしの勤務先からも『女形無限』が98年に出ています。三冊並べたら、それなりに面白いのではないかと思い ます。なにせ雀右衛門さんは六世・歌右衛門丈亡き後、当代最高峰の女形ですから。


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