2006年3月28日

みんなググってる?

少し前に、あたしのサイトを見た人が会社に言いつける(チクる?)といったようなことを書きました。

「チクる」という表現はちょっと不正確なので、もう少し丁寧に言い直すならば、あたしの勤務先にかかわる著者・訳者や教員、あるいは取引先関係者の 方々が、たまたま何かの弾みであたしのサイトを訪れダイアリーなどを読み、そのことをあたしの会社の人に伝えた、ってパターンです。

たいていの場合、自分の本のことを宣伝してくれているのでありがたい、という好意的な意見や、面白いことをしている社員の人がいるんですね、といっ たごくごくプレーンな感想が多いのですが、中には「あんなこと書いちゃっていいの?」と忠告(心配?)してくれる人もいらっしゃいます。

確かに、ちょっとマズイ(?)っていうことも書いたりしちゃってますが、少なくとも嘘は書いていません。それにこうして実名を公表してサイトを開い ているわけですから、いわゆる「匿名のインターネットであることないこと勝手にまき散らしている」ということとは全く異なると自分では思っています。

ただ、会社的には匿名で勝手に書いてくれている方がマシなのかもしれませんね。なにせ実名で堂々と書いているわけですから、より信憑性というか真実味が増してしまいますから......(笑)。

でも、かつて、「社内が禁煙でなく、分煙すらも徹底されていない後れた会社だ」と書いたところヘビースモーカーの役員のお叱りを受けてしまったので すが、結局その後しばらくして社内の禁煙が発表になりましたので、実は案外と影響を持っているのかな(?)なんて思っています。

それはそうと、著者・訳者がなんであたしのサイトなんかを訪れるのかというと、それは誰も彼もが自分の出した本を、その書名をキーワードにしてグーグルで検索しているからだと思います。

あたしのダイアリーでは新刊情報や書評情報も書いてますから、当然その書名がヒットしますし、場合によっては著者名・訳者名でもヒットするでしょ う。皆さん、やはり自分の出した本のこと気になるんですよね。読書感想のブログなんかも花盛りですから、ちょっと売れている本だと、ものすごい量のサイト がRSSリーダーでヒットしてしまうと思います。

別に自分の本をググってみるのを非難しているわけではありません。たぶん、誰でもやったことあると思いますが、自分の名前でググってみると意外と ヒットするものです。あたしの場合、本名でサイトを運営しているので、自分のサイトはもちろんのことリンクしてくれている人のサイトなどもヒットします。 あたしごときでも、ググってみるとそれなりの数のサイトがヒットしますので、有名人だとスゴイのでしょうね。

名前でググるというのは時に思いもかけないことが起こります。それは長い間音信不通だった昔のクラスメートなどからメールが届くのです。まあ、卒業 生名簿などを見ながら、気になった名前をググってみたら見つかったというのがおおよそのパターンでしょうが、たぶん、そんな時少なからぬ人は、まず好き だった人の名前でググってみるのではないでしょうか? その結果や如何に?

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