2006年3月25日

着信アリ

借りてきたDVD「着信アリ2」を見ました。

もう数ヶ月前に「着信アリ」をレンタルして見たのですが、その時点では「2」はまだレンタルされていなかったので、そのうち見たいなあと思っているうちに今日になってしまいました。

今回は舞台が台湾にまで広がって、結局、ケータイを使って人々を殺していた怨霊の正体っていうのが、かつて台湾の村で殺された少女だったとは......。

人を殺す能力を持っていると村人たちに畏れられた少女が無惨な仕打ちを受け......、というシチュエーションは、「リング」の貞子や、韓国映画だったか の「こっくりさん」にも共通したもので、本作もちょっとしたことが「リング」に似ていたりして、二番煎じな印象を受けなくもないのですが...。当時のウィル スに対しケータイを使ったというところが今ふうと言えますけど。

さて、この殺された女の子、実際にはたぶん予知能力を持っていただけで、近い将来に発生する(村人を襲う)伝染病らしきものを予見できただけ、とい うの種明かしみたいですが、こういった異能者を共同体から排除するってのは、歴史上、数限りなくあったことだと思うんですよね。魔女狩りだって同じような ものだし。

そうすると、そういう風にして殺された人がみんな悪霊になっていたら、この世は悪霊だらけじゃない、なんて思ってしまいます。それにスターリンや毛沢東のように多くの人を殺した人って殺された人たちの怨念に襲われないのでしょうか? 不思議です。

あまりネタ晴らしをするのはよくないので、このへんで切り上げます。

この悪霊になってしまった女の子。主人公たちは必死でその子から逃げようとしてましたけど、あたしだったら連れて帰りそう(爆)。この手の映画って どれもそうですが、怨霊役の子って意外とかわいい子が多いじゃないですか。あたしだったら逃げるよりも連れて帰ってしまいそうなんですけど(笑)。

ホラーの場合、やはりこのキレイさってのは必要なんでしょうね。雪女がデブで不細工な女性という設定は絶対にあり得ないでしょうし......。

本作の主人公、女優のミムラですが、かつて書店営業回りの途中、京王線で見かけたような気がします。たった一人で乗ってました。可愛らしい子だなあ と思って眺めていて(←ちょい変態?)、あれ、どこかで見たことあるなあ、と思い、電車を降りてから、あ、そうだ、ミムラじゃない(?)、と思った次第で す。たぶん本人だったと思うんですけど、どうでしょう?

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