2006年3月15日

銀座が似合う?

先月、社内の営業担当地域の変更(見直し)があったと書きましたが、昨日はその新しく担当になった銀座地区の書店を回りました。

銀座は日本でも有数の商業地域ですが、有楽町駅前に三省堂書店、数寄屋橋そばに旭屋書店、四丁目交差点にブックファーストがあります。これ以外にも小さい書店がいくつかありますが、比較的大きな書店はこの三軒でしょうか?(福家はちょっと離れてますね。)

ただ、これも丸の内、新宿、渋谷、池袋などの巨大書店に比べると小さいもので、一昔前ならば十分すぎるほどの広さだったのでしょうが、マンモス書店ラッシュのこの数年の状況に比較すると、銀座にも巨大書店は出来ないのだろうかと思ってしまいます。

ただ書店って、あたしが言ってはいけないのかもしれませんが、非常に利益率の悪い店舗です。たぶん銀座なら、それだけのスペースがあれば毎月どころ か毎週毎週、場合によっては毎日毎日、億単位の金額を売り上げる店舗がいっぱいあるでしょうし、家主にしても、広いスペースをできるだけ「稼げる」テナン トに貸したいと思っているはずです。そうなるといくら「出版は文化だ」などとのたまわってみても、それこそ負け犬の遠吠えなのかもしれません。となると、 現状の書店地図が銀座にはあっているのかもしれないのかなあ、なんて思いながら書店を回っていました。

さてさて、この銀座地区、当初は別の人間(A)が担当するはずでした。そのぶん、あたしは別の地区を担当することになっていたんです。

でもその別の地区ってのが、銀座を担当しろと言われた人間(A)が、その時点で担当しているエリアだったので、慣れ親しんだ書店(もちろん書店員さ ん!)を引き続き継続して担当してもらい、彼が担当するはずの銀座をあたしが担当した方がいいんじゃないかと相談して担当が決まったわけです。

個人的には「あたしには銀座が似合うのよ!」なんて思っていました(笑)。それに、最近でこそ行ってないんですが、数年前までは年に数回は歌舞伎座へ歌舞伎を見に行ってましたので、銀座は都内のエリアの中では比較的なじみの場所ですから。

ちなみに昨日は書店回りの合間に、鳩居堂へ行って匂い袋を買いました。お香って好きなんですが、ふだん持ち歩いているカバンの中に入れておくのを買おうと思ったのがその理由です。書店で注文書などを出した時に、ほのかに香る匂い、素敵じゃあないですか!

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