2006年3月15日

気になる!時報

NHKなどで定時のニュースが始まる時、あたしが子供のころは、いかにもNHKといった感じのアナログ時計が画面に現われて、●時59分50秒くら いから時を刻み、そこへ「●時をお知らせします」といったアナウンスがかぶり、「ピッ、ピッ、ピッ、ピーン」と時報が鳴ったものでした。するとニュース番 組の音楽が流れ、これまたいかにもNHKといった感じのアナウンサーが画面に登場してました。

ちなみに、NHKは57秒から「ピッ」がなりますが、民放は58秒からだったように記憶しています。

さて、最近気づいたのですが、近頃のNHKはこの時報がありません。定時の数秒前からニュースの映像が流れてます。

例えば、東京地検特捜部がどこかの企業へ家宅捜索した場合など、特捜部の面々がその企業へ入っていく映像が50秒くらいから流れ、「本日、東京地検 特捜部が●●へ強制捜査に踏み切りました」なんていうアナウンスが流れ、ニュース番組の音楽が流れ出し、アナウンサーが画面に現われます。この「音楽が流 れ始めた」その瞬間が定時きっかりのようですが、昔ながらの「ピーン」は聞こえてきません。

NHKすべてのニュースがこうなっているのか知りませんが、少なくとも夜7時のニュースではこうなっています。いったい何故時報をやめてしまったの でしょう。そういえば、朝の番組なども6時、7時をことさら主張せず、淡々と番組が進行していってますね。画面片隅の時計表示がひっそりと定時を示してい るだけで......。

時間に追われるのも嫌ですが、時報によって気分もリセットされる効果もあると思うのですが......。

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