マッチレース→四つ巴?
先週は、日曜日に出た朝日書評の『カルメンの白いスカーフ』、日経新聞著者インタビューの『君に書かずにはいられない』の電話注文が殺到してました。取る電話の七割近くがこの両書の注文でした。
さて、週が明け今週は、日曜日に特に書評はなかったのですが、BSブックレビューで豊崎さんが取り上げてくれた『ぼくのともだち』、それに朝日の天 声人語に載った『中村屋のボース』の電話が増えています。やはり、取った電話の半分はこの両書です。先の二つと合わせ、この四書が取った電話の八割以上を 占めている感じです。
売れているが多いのはいいことですが、既刊本ももっと売れないかなあ、と贅沢な悩み。
それにそれに、後二者はまだ在庫がありますが、前二者は完全に在庫切れ、重版が来週半ばにならないと出来てこないんです。先週からだとほぼ二週間。 このタイムラグは大きいです。二週間もたてば、「読みたいよー」と思っていた読者のかなりの人数が、もう冷めてしまって「ま、いいや」になっていると思わ れます。うーん、悲しい。
相変わらず、書評などメディアへの登場と、重版のタイミングというものは難しいもんです。
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