不思議なこと
このところのニュース報道で不思議なこと、と言いますか、気になったことがあります。
まず例の牛肉輸入問題。
関税障壁などは、確かに国内産業保護という面から、ある程度はやむを得ないとしても、基本的には外国の作物も国内の作物も公正な立場で売られるのが 望ましいと思うので、無くしていくべき(減らすべき)だと思います。なので、かつてのアメリカからの圧力というのも、納得はできたわけです。
でも、輸入量を増やせとかっていうのは別問題じゃないでしょうか。買う買わないは日本人の勝手であって、アメリカ政府がすごんで交わせるような筋合いじゃあないと思うのです。
それにアメリカの役人や議員の中には日本の検査制度を非難して開き直っている人がかなりいますが、買う側と売る側の立場をはき違えているんじゃないでしょうか? ふつう、売る側が買う側の要望に応えていろいろ努力するものじゃないでしょうか?
かつて日本のメーカーは海外で製品を売る場合、英語や言質の言語で使用説明書などを作成し製品に同梱したけれど、アメリカは一切そんな心遣いをしなかったと聞きました。いまだにアメリカ製品などを買った時に、日本語の説明書がついていないものがかなりありますよね。
アメリカって自分のところが常に世界標準だと思っている国ですから仕方ないのでしょうけど......。
あともう一点。民主党の議員のスキャンダルが俣報じられましたが、このところ自民党が劣勢に立たされるような問題が起こると、攻め手の民主党の出鼻をくじくかのように民主党のスキャンダルや逮捕劇が起きている気がします。
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