2012年10月21日

Jホラー的?

昨晩、テレビではこれと言って見たい番組がなかったのでまたしても録っておいた映画鑑賞。「録画一覧」に出てくるタイトルだけではジャンルも国名もわからず、とりあえず見てみるかと選択したのがこちらです。



韓国のホラー映画でしたが雰囲気としては日本的。と言うよりも、むしろかつて見た「箪笥」のような切なさの残る作品でした。



カメラ割りがどうの、脚本がどうのといった映画評はあたしには無理なので、ざっくりとした感想を書くとすれば、主人公のパク・ミニョンがカワイく見えたりブスに見えたり、髪型と表情でずいぶんと印象が変わります。髪を結んでいないときは長髪だった頃のガッキー(新垣結衣)に見えなくもないですし、髪を結んでいるときはチャン・グンソクに見えてしまう。

それにしても、少女の境遇がかわいそうなんですが、もう少し父やおばあちゃんとのエピソードがないと感情移入がしづらいですし、主人公の回りで何人か人が死にますが、必ずしも猫を虐待したわけでもなさそうなのに取り殺されてしまうのはちょっと強引な気もします。

最大の謎は、主人公の閉所恐怖症や精神病院に入院している父親のことが、何の伏線にもなっていないストーリーではないかと思いますが......。

あと猫好きの人も、見ると涙腺が緩むかも?

さてさて日曜日。今日は何を見ましょうか?

2012年10月20日

第7鉱区

出張から戻り、スカパー!の映画鑑賞。本日はこれです。



韓国映画です。一応はホラーに分類される作品ですが怖くはないです。モンスターパニックとしても、モンスターがチープで圧倒的な強さもないです。そもそも襲いに来た原因、理由がわかりにくく、スピード感とかスリルもあまり感じられません。

だったら、思いっきりB級を狙っているのかというとそういう風でもなく、ハリウッド的なCGや3Dを狙って外してしまったという感じです。主人公も、個人的にはあまりカワイイとかキレイだとは感じられず、人間ドラマもありきたりでした。



こうなると、超B級というクオリティを保持している「人喰猪、公民館襲撃す!」の方が遙かに必見の一本だと思います。

なんとなくWOWOWやスカパー!の番組ガイドにつられて録ってはみたものの、もう少し吟味しないとHDDと時間の無駄になってしまいますね。

それにしても、この二作品のパッケージ、そっくりですね。

2012年10月14日

若かった

本日久々にWOWOWの映画鑑賞。先日放送されていた「らせん」です。



懐かしいですね。ちょっと前に新作が公開されましたけど、「リング」や「貞子」がブームになったのはもうかなり昔の話なんですね。月日のたつのは速いこと。

「リング」も細かなディテールまで覚えているわけではないのですが、この「らせん」はもっと記憶がありません。かつて見た記憶があるのですが、まるっきり覚えていません。解剖途中に真田広之がむっくりと起き上がって佐藤浩市に話しかけるシーンだけは覚えていたのですが。

なので、見終わって、ああ、こういうストーリーだったかと改めて感じました。と言うよりも、ホラーではなく科学的な話にしようとしているのに、最後はSFと言うか荒唐無稽。なんかどういう辻褄合わせをしようとしているんだか、わかりません。

それにしても、佐藤浩市、真田広之、中谷美紀がみんな若いです。松重豊など、いまとはずいぶん異なる感じです。ここにも時の流れを感じます。もう一本、WOWOWでやった「リング2」も録画しているので、これも改めて見直すと新発見があるのかも?



それはそうと、今回の「リング」の興収はどうだったのでしょうかね?

 

2012年9月30日

やはりカッコイイ

本日の鑑賞作品はこちらです。



ジョニー・デップ主演、切り裂きジャックをモチーフにした作品です。

当然のことながら、史実としては切り裂きジャックは犯人が捕まっていませんし、こいつが犯人という仮説もたくさんあり、本作品もその中の一つをベースとしているわけです。ざっと見た限りでは、やや時代がかった設定が「スリーピー・ホロウ」を彷彿とさせますが、こちらのジョニー・デップの方がやや切れ者の警部を演じています。アヘン中毒になっているところなどは、確かに「切れてる」とも言えますが。

ストーリー自体は、ネットの映画評ではいろいろ言われていますが、それなりに楽しく見られました。科学捜査のレベルや証拠の扱い方にしても現代の方法論で見てしまってはダメでしょうから、そこは差し置くとして、ややジョニー・デップに都合よく回りすぎの感はありますね。カッコイイからなんでも許されてしまうのでしょうか?

個人的にはヒロインのヘザー・グレアムが、もちろんブスとは言いません、それなりに美しい女性ですが、もう少し違ったタイプの女優さんを使えばよかったのに、という気がしないでもないです。

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