2012年10月 6日

意味が正反対でした

フジテレビ系のドラマ「世にも奇妙な物語」を見ました。

AKBの大島優子が出ているから、倉科カナが出ているから、という理由で見たわけではありません。いや、ちょっとはあるかも知れませんが、単にこういうホラーっぽいものが好きなだけです。とはいえ、昔はもっとホラーな作品が多かったような気もしますが、この数年は不思議な物語ばかりになってしまったような印象を受けます。世にも「奇妙」な物語ですから、ホラーでなくともよいわけで、むしろ現在のありようがタイトルにふさわしいのでしょう。

それはそうと、今回の一つ、「ヘイトウイルス」には騙されました。この作品は世間的には「いい人」と言われるスマップの草彅剛が主演です。このダイアリーで以前書いたことありますが、あたしは草彅が「いい人」には思えません。昔から「こいつは絶対に底意地が悪い奴だ」と思っていたものです。

その草彅が主演なので、ヘイトウイルス、つまり誰からも嫌われるウイルスに感染してしまうストーリーを期待していたのです。ところが、この作品のヘイトウイルスは「他人を憎む」原因となるウイルスでした。これに感染すると人を憎む感情が芽生えるので、ワクチンによってウイルスを殺し平和な社会を作り出した近未来のお話です。

なんだ、面白くない。あたしが期待したのは違います。

どんな善人も、このウイルスに感染するとあらゆる人から嫌われる、それによって人生に絶望し......的なストーリーです。映画やドラマに登場する魔法とかドラえもんの道具とかで、自分の好きな子から好かれるようになる薬とか道具ってのはいろいろありましたよね。まるっきりそれの正反対のものを期待したのです。

なので、途中で見ていてつまらなくなりました。確かに最近の「世にも奇妙な物語」は中途半端な作品が多いなあという気がします。そんな中、「来世不動産」はなかなか面白かったですね。

そして倉科カナちゃんはとってもかわいかったです。

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