貧なのか、富なのか?
先ほど見ていたTBS系の報道特集。今日の特集は「北朝鮮の日本人遺骨問題」でした。
幸いにも、あたしの親戚には、戦時中大陸に渡っていた人はおらず、こういった特集にそれほどの興味があるわけではないのですが、北朝鮮の映像に興味があって視てしまいました。
すると、清津など『北朝鮮 14号管理所からの脱出』で、シンが収容所から抜け出して彷徨していた時に立ち寄った地名が出てくるではありませんか。ああ、こんなところを着の身着のまま、ほとんど乞食同然でうろついていたのか、と思いました。
同所の中の描写は、今日テレビで映された映像よりも5、6年ほど前になると思いますが、印象としては本で読んで抱いたものよりもきれいな街である、立派な街である、という感じです。もちろん、シンはいつ捕まってしまうかとビクビクし、人の目を避けるようにしていたわけで、また着ているものもボロボロで、ほとんど無一文ですから、堂々と大通りを歩く一般市民とは全く異なるでしょう。それでも、たぶんシンが逃避行をしていたときよりは若干豊かになっているのではないか、そんな印象を受けました。
その北朝鮮取材を行なった日下部キャスターの朝鮮滞在時のブログもなかなか興味深いものです。できれば、日下部キャスターにも、同書の主人公、シン・ドンヒョクを取材してもらいたいと思いました。
幸いにも、あたしの親戚には、戦時中大陸に渡っていた人はおらず、こういった特集にそれほどの興味があるわけではないのですが、北朝鮮の映像に興味があって視てしまいました。
すると、清津など『北朝鮮 14号管理所からの脱出』で、シンが収容所から抜け出して彷徨していた時に立ち寄った地名が出てくるではありませんか。ああ、こんなところを着の身着のまま、ほとんど乞食同然でうろついていたのか、と思いました。
同所の中の描写は、今日テレビで映された映像よりも5、6年ほど前になると思いますが、印象としては本で読んで抱いたものよりもきれいな街である、立派な街である、という感じです。もちろん、シンはいつ捕まってしまうかとビクビクし、人の目を避けるようにしていたわけで、また着ているものもボロボロで、ほとんど無一文ですから、堂々と大通りを歩く一般市民とは全く異なるでしょう。それでも、たぶんシンが逃避行をしていたときよりは若干豊かになっているのではないか、そんな印象を受けました。
その北朝鮮取材を行なった日下部キャスターの朝鮮滞在時のブログもなかなか興味深いものです。できれば、日下部キャスターにも、同書の主人公、シン・ドンヒョクを取材してもらいたいと思いました。
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