2012年9月30日

やはりカッコイイ

本日の鑑賞作品はこちらです。



ジョニー・デップ主演、切り裂きジャックをモチーフにした作品です。

当然のことながら、史実としては切り裂きジャックは犯人が捕まっていませんし、こいつが犯人という仮説もたくさんあり、本作品もその中の一つをベースとしているわけです。ざっと見た限りでは、やや時代がかった設定が「スリーピー・ホロウ」を彷彿とさせますが、こちらのジョニー・デップの方がやや切れ者の警部を演じています。アヘン中毒になっているところなどは、確かに「切れてる」とも言えますが。

ストーリー自体は、ネットの映画評ではいろいろ言われていますが、それなりに楽しく見られました。科学捜査のレベルや証拠の扱い方にしても現代の方法論で見てしまってはダメでしょうから、そこは差し置くとして、ややジョニー・デップに都合よく回りすぎの感はありますね。カッコイイからなんでも許されてしまうのでしょうか?

個人的にはヒロインのヘザー・グレアムが、もちろんブスとは言いません、それなりに美しい女性ですが、もう少し違ったタイプの女優さんを使えばよかったのに、という気がしないでもないです。

2012年9月29日

イマイチ?

本日の鑑賞作品は以下の二作品。

 

前者は最近はやり(もう下火?)のフェイク・ドキュメンタリー作品。管理人が次々と自殺や惨殺事件を起こした曰く付きのホテルに、撮影にやってきた若者6人が案の定ホテルに閉じ込められ、一人また一人と殺されていく、という内容。

メンバーの中に、先住民の血を引く祈祷師の孫娘で、自身も多少の能力を持っている女子が加わっているあたりはアイデアとしては面白く、ホテルの建った場所がそもそも先住民が住んでいた場所で、彼らを追っ払って建てられたという伏線もあれば、もう少し歴史を越えた恩讐のようなものを出してもよかったかも知れません。

ただ、実際にはその孫娘の能力なり出自なりがほとんどストーリーに活かされず、どんな悪霊がうごめいていて害をなすのかもはっきりとは描かれません。フェイク・ドキュメンタリーだから仕方ないといえば仕方ありませんが、既に見飽きた設定なので、むしろ本格的なホラーに仕立てた方が恐怖を増幅できたのではないかと思います。

ラストも無事に出られたかと思いきや、というどんでん返しも使い古されたものですね。主人公が全く考えなしのいい加減な奴で、あの状況でああいう言動をするのか疑問に感じるところもありましたが、そのあたりがドキュメンタリーっぽさなのでしょうか。

後者は韓国の映画です。やたら長いのですが、これも動機とか事件の真相とかがはっきりしません。結局は、大人たちにさんざんいたぶられた少女(現在は大人の女性になっている)の復讐劇だったのでしょう。それにしては聖人のように崇められていた主人公の父親が何故死ななければならなかったのか、今一つ釈然としません。

演出だからなのでしょうけど、韓国の人ってやたらと激昂するのは国民性なのですかね? 結局、二時間以上の長さで見せるほどの内容だったのか、もう少しドロドロとした人間関係を見せたり、いくつかの事件の真相を現在と絡めたりしないと消化不良な感じだけが残ります。

2012年9月28日

入場料は?

東京ディズニーランドで初めての結婚式が行なわれたそうです。

えっ、初めてなの? という気もしますが、周囲にホテルがいっぱいあるからそういう風に思い込んでしまっているのでしょう。ニュースによれば、シンデレラ城がリニューアルして、そういうイベントをやるスペースが確保できたからだそうです。

あたし自身は特にディズニーが好きなわけでもありませんし、もうかれこれ十年以上、ディズニーランドには行ってませんし、ディズニーシーには行ったことがありません。これまで二回か三回行ったことがあるのは、すべて田舎から遊びに来た親戚の子供を連れて行ったのであって、友達とか恋人一緒にという経験は全くありません。

なので、ここで結婚式を挙げたいとは思いませんが、あたしなんかと結婚してくれる人が万が一いたとして、その相手ディズニーランドで結婚式をしたいと言ったら、「いいよ」と答えてしまうのではないかと思います。ディズニーランドの挙式は牧師がいるわけではないようなので、少なくとも教会でやるよりははるかにましです。

あの、牧師だか神父だかわかりませんが、「永遠の愛を誓いますか?」ってセリフ、どうしてあんたに誓わないといけないんだ、という気持ちがわき起こってきます。だから、キリシタンみたいな結婚式は絶対にパスしたいと思っています。

が、この歳になりますと、とにかく結婚してくれる人がいれば、もうそれだけで十分、あたしなんかと結婚してくれるわけですから、経済的な事情が許すのであれば、相手がやりたいようにやってもらって結構という気分です。

閑話休題。

このディズニーランドの結婚式ですが、もし仮に、あたしの知り合いがこういうことをやることになったとして、あたしが招待されたとしたら、ディズニーランドの入場料って必要なのでしょうか? だって、会場はディズニーランドの中ですよね? チケットがないとは入れませんよね?

それとも、結婚式への招待状があれば、それを見せるだけでは入れるのでしょうか? 少なくとも、自分がわざわざ入場料を払ってまで入りたいとは思いません。当然、新郎・新婦持ちじゃないと納得できません。だって、ご祝儀だって持っていくわけですから、それに行きたくもない、入りたくもないディズニーランドの入場料まで取られるなんて全く理不尽ではないでしょうか?

ディズニーランドのサイトを見れば、このあたりの料金体系、きちんと書いてあるのかも知れませんが、必要もないので見ようとも思いませんが......

2012年9月27日

栞コレクション?

文春新書の新刊『信長の血統』を買いました。



少し前に書店営業で回っていた本屋で見つけ、「よし、次はこれを読もう」と決めていたのです。どこで買ってもよかったのですが、たまたま移動の電車の中で、それまで読んでいた本を読み終えたタイミングでしたので、営業に立ち寄った啓文堂で買ってしまいました。

別に出版社の営業だからと言って違いがあるわけでもなく、普通に本を手にレジに並ぶだけですが、そのレジのところに見慣れぬ栞が置いてありました。

あっ、栞って読めますよね? 「しおり」です。個人的に、この漢字、好きです。ちょっと見た目も可愛らしいですよね。さらに個人的に言えば、しおりって名前も好きです。栞と書いてもいいですが、詩織も捨てがたいと思います。

閑話休題。

書店のレジのところって、いろんな出版社が提供した栞とか、カード型カレンダーとか、新刊のチラシ、映画や展覧会の割引券、検定試験の申込書、目録などが置かれていたりします。最近は経費節減のためか、栞の入っていない文庫や新書も多く、毎回とは言いませんが、デザインの気に入ったのがあれば、もらってくることが多いのがこの栞なんです。

で、啓文堂のレジのところに置いてあったのがこの栞、三種類です。



見ての通り、左から姫路城、熊野古道、白神山地と、日本の世界遺産ですね。出版社とかそういったもののロゴや名称は一切入っていません。裏は真っ白な栞です。

レジの方に伺うと、どうも啓文堂で作っているものではないかとのこと。真偽の程は確かではありませんが、少なくとも管見の及ぶ限り、他の書店チェーンでは見たことがありません。しかし啓文堂が作ったのであれば、裏に啓文堂と印刷されていてもいいはず。真っ白であるのは純粋にデザインにこだわったからなのでしょうか?

とりあえずレジ横に置いてあったのはこの三種類(三遺産)だけですが、啓文堂の全店を回れば、他の世界遺産の栞も置いてあるのでしょうか?

さらに調査を続けます!
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