2012年7月15日

別途発注?

わが家のトイレはごくごくありきたりな洗浄トイレです。一般家庭の洗浄トイレなんて、もう珍しくもなんともないでしょう。ですから、これ見よがしに書いて自慢しようというのではありません。

この洗浄機能、ふつうは便器本体に「おしり」「ビデ」「止」の三つのボタンがあることが多いです。

でもって、ビデは、ウィキペディアによれば必ずしも女性専用ということではないようですが、たぶん、ほとんどの日本人は女性専用だと思い込んでいるのではないでしょうか?(ウィキペディアでも「小用後の女性器の洗浄を行う機能」と書いてあります。)

確かに男性で小便の後、洗う習慣のある人ってほとんどいないのではないでしょうか。それに男性が便座に座って小便をするようになったのは最近のことですし、それもまだまだほんの一握りの男性のみの話でしょう。

とまあ、便器のことを書いてきて、何が言いたいのかと言いますと、この「ビデ」ボタン、デパートなど公共施設の男子トイレの便座だと、得てして付いていない便座があるのです。女性トイレには入ったことがないからわかりませんが、たぶん女性の方の便座には付いていますよね。たぶん男子の方だけ付いていないのだと思います。

これって、わざわざビデ機能を省いた製品を設置しているのでしょうか。たぶん、便座の生産の大多数はビデ機能付だと思いますが、こういうあえてビデ機能を省いた便座の生産・出荷ってどの程度の比率なのでしょうか。

通常商品とは異なる製品は、割高になる(機能を省いているとは言え)と思うので、メーカーとしてはすべて同じ製品の方が安上がりのはずです。それをあえてビデ省略で納品するほど需要があるというのでしょうか? それともビデなしの方がビデありよりもお値段がかなり安くなっているのでしょうか?

ふとわが家のトイレでボタンを見たときに考えてしまいました。

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