2012年7月 7日

トロッコ問題

東京国際ブックフェアの会場では、あたしの勤務先は書物復権8社の会ということで、8つの出版社共同で出展しています。レジは共通なので、各社ごとに会計をしなくてもすみますから、お客さんにとっても、ブース当番のあたしたちにとってもとても大助かりな方式です。

で、レジに並んでいるお客さんの買い物を見ますと、この本がよく売れています。



本屋さんでもよく並んでいますね。つまり、よく売れているのでしょう。

この本の中にはいろいろな問題が書かれていて、こちらの倫理観や道徳心などを試されます。その中の一つに、帯などにも使われているので最もポピュラーと思われる問題にトロッコ問題があります。

問題の詳しい内容は上記のリンク先か、この本をご覧いただくとして、あたしは少なくともこの問題に関しては、読んだ瞬間に即答できました。40人か5人を選ぶわけですよね。迷うことなく40人です。

だって暴走する列車(トロッコ?)が近づいているわけですよね。40人いれば、誰かしら気づくでしょ? 5人よりも誰かが気づく可能性は遙かに高い、つまりそれだけ助かる確率も高いわけですから、迷うことなんかありません。

どうして、こんな問題に迷うのか、悩むのか......

それはともかく、今日はあいにくの天気だったですが、ブックフェアの入場者数はどうだったのでしょう? 明日は今日よりも天気がよいみたいですから、今日の入りが悪かったら、明日こそ挽回ですね。
 

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