2012年5月 2日

無いのか......

昨晩のTBS系「火曜曲」で、AKB48の指原が乃木坂46に向かって「乃木坂ってどこだ?」と叫んでいるシーンがあったのですが、よくよく考えてみると、乃木坂って地下鉄の駅名にはありますが、地名として(=町名)としては存在しないのですよね。それでも地名のように通用しているところがすごいです。

と、翻って考えてみますと、その実、秋葉原も秋葉原という地名は、JR秋葉原駅のちょっと北のところに小さな地名として存在はしますが、いわゆる世間で言われている秋葉原は外神田などであって、秋葉原ではありません。

こういう地名なのか、通称なのか、何と言ったらわからない地名、そこに住んでいるとなんとなく理解しているけど、よそから来た人には今一つ理解しにくい地名ってありますね。

あたしの場合、仕事で行くようになった大阪の梅田そうです。

あそこって大阪なの、それとも梅田なの、という疑問が、まずあります。地元の人に聞くと、多くの人は「梅田」と答えます。ちなみにJR大阪駅北側には芝田という地名もありますが、どれくらい浸透しているのか......

つまり、大阪というのは、大阪市とか大阪府と言ったもっと大きな広い概念であって、JR大阪駅あたりは、場所としてはあくまで梅田らしいのです。

となると、同じようなことは東京でも言えるのではないか、という気もします。つまりは東京駅周辺のことです。確かに丸の内という言い方もしますが、意外と東京という言い方も通用している気がします。大手町になるとちょっと場所がずれてしまいますし、日本橋や銀座はもっと遠いです。あえて言えば「東京駅周辺」となるのでしょう。少なくとも、大阪における梅田ほど強力な候補は見当たりません。

こんなことを考えていくと、名古屋は名古屋駅周辺のことを「名駅(めいえき)」と呼んでいたなあ、ということが思い出されます。博多の場合は福岡と博多という使い分けがあるみたいですし、神戸も中心が三宮なので、神戸という地名はもう少し大きな範囲を指して言う気がします。

あっ、そうか。

こんなふうに、調べ始めたら切りが無くて面白いから、地名に関する本って人気があるのですね。改めて納得です。

で、話は最初に戻りますが、よくよく一人一人を見てみると、AKB48よりは乃木坂46の方がカワイイですね。

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