2012年5月 3日

10代の肌

雨です。それも大雨です。

実は、雨はそれほど嫌いではありません。もともとアウトドア派ではないので、「せっかくの休みに雨なんて、出かけられないじゃない」という残念体験も人生においてほとんどなく、むしろ沢田聖子さんの歌の影響で、雨は好きかも知れません。



この曲は、沢田聖子さんのデビューの頃の楽曲で、だから、あたしが中学の頃の曲ですね。数十年前になります。この曲自体にこれと言った想い出はありませんが、やはり懐かしいです。

雨は好きだと書きましたが、仕事上では嫌いです。特に外回り営業の時には傘が邪魔になります。荷物は極力少ない方がいいというわりには、大きなカバンで営業しているあたしですが、カバンが大きいことよりも、カバン以外に荷物があるということの方が嫌なのです。

そんな休日の雨。わが家は昨年の夏、居間から庭に出たところにウッドデッキを作りました。それほど広い面積のデッキではありませんが、一応はデッキです。

そのデッキもほぼ一年がたち、雨風と日差しにさらされ、表面がかなり色あせてきました。ところどころ割れているところもあります。このままではいけないな、ということで先日、近所のホームセンターで防腐防虫の油性塗料を買ってきて表面に塗りました。塗ったら、昨年の夏、ちょうど組み立てたときのような臭いがしました。「ああ、最初は塗料が効いていたんだな」と思いつつ、今後も時々は塗らないと痛みやすいのだろうと思った次第です。

その塗料、塗ったはいいが果たして効果のほどはどんなものだろうかと、やや半信半疑だったのです。が、この雨をよく弾いています。シャワーを浴びた10代の肌はお湯を弾いてサッと水が切れると言いますが、まさにそんな感じです。これまではかなり年寄りの肌だったウッドデッキが、数十歳も若返った感じです。

うんうん、これはいい感じだ。やはり定期的に塗料を塗った方がいいんだな、と自覚しました。

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