2012年4月29日

プレミアムライブ?

ゴールデンウイークだからと言うわけでもありませんが、めざましテレビなどを見ていますと、芸能コーナーでは歌手やタレントのシークレットライブやプレミアムライブの話題がしばしば取り上げられます。

芸能人なんですからライブ活動は大いにやるべきでしょうし、ファンもそれを見に行く、聞きに行くのは当然の行為でしょう。

でも、こういうニュースで気になるのはマスコミです。

シークレットライブと言いながら、こうやってテレビで放映されているのが不思議です。テレビで流すからには、偶然居合わせてケータイの動画モードで撮ったというのならまだしも、しっかり取材しているのは、いったいどこがシークレットなんだろうと思います。ファン何百人限定のプレミアムライブと言いながら、それなりの数のマスコミが取材に来ているのもどうなんでしょう?

いや、もういい加減大人なんだから、シークレットと言ったって、ほんとうは事務所が動員かけているんだよ、というくらい理解しろよ、と言われそうですが、やはり腑に落ちません。たぶん、シークレットでもプレミアムでも主催者側が観客が集まらなかったときのためにサクラを使っていた程度のことであれば、気にならないと思います。あたしがどうしても引っかかるのは、そこにマスコミが加わっているからだと思います。

シークレットと言っても、いったいどこがシークレットだったんだろうという腑に落ちない気がするのは、きっとある本がなにがしかの賞を受賞したときに、受賞発表の日にそのことが印刷されたオビが巻かれて書店の店頭に並んでいるときの白々しさと通じるのではないかと思います。

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