2012年4月 9日

ピュリツァー賞

今日が見本出しで、13日の金曜日(!)に配本予定の新刊『ティンカーズ』ですが、謳い文句の一つに「ピュリツァー賞受賞」というのがあります。

で、書店員さんと話していて、「ピュリツァー賞って、小説でも取れるの?」という話になりました。確かに、ピュリツァー賞と聞くと、報道分野、ジャーナリストが取る賞というイメージがあって、文学作品には馴染みが薄い気がします。でも、よくよく調べてみますと、あたしの勤務先で出している本の中には、小説で同賞を受賞している作品もあるのです。今回、改めて認識しましたが、文学作品でも受賞できるのですね。

で、ウィキペディアで調べてみますと、同賞は報道だけでなく、全く自分が不勉強ながら、文学、そして作曲にも授与される賞なのですね。初めて知りました。

しかし、どうでしょう?

日本ではピュリツァー賞と聞くと、すぐに報道、ジャーナリズムというイメージが先行していませんか?

ところで、ウィキペディアでは「ピューリッツァー賞」という見出しになっていますが、あたしの勤務先ではもっぱら「ピュリツァー賞」という表記です。もともとは英語のカタカナ表記ですからどれが正解とは言えないと思いますが、世間ではどれが一番通用しているのでしょうか?

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