2012年4月 8日

拡材?

今週の火曜日に配本予定の語学書があります。

  

火曜日に配本ですから、書店店頭に並ぶのは水曜日や木曜日ごろになると思います。第一弾として、まずは中国語、スペイン語、ドイツ語の三か国語からスタートし、来月にはイタリア語とフランス語が刊行予定です。今のところ《ニューエクスプレス》シリーズのように、マイナー言語にまで広げる予定はなく、この五つだと思ってください。増えてもせいぜい韓国語やロシア語、ポルトガル語などが出るか否かでしょう。

さて、上に並べたように、今回はうちらしくない装丁になっています。コンセプトとしては、20代後半から30代前半、いわゆるアラサー世代で、学生時代には外国語なんて単位が取れればいいやくらいの気持ちだったけれど、社会人になってやっぱり外国語を真面目に勉強しておけばよかったと少々後悔し、改めてチャレンジしてみようと思っている人向けの語学書です。

なので、装丁も可愛らしすぎず、かといって真面目すぎず堅すぎず、という線を狙ってみたわけです。書店の語学書担当の方の評判もまずまずで、あとは読者の目に留まることを願うばかりです。文法用語に頼らず、まずは一冊やり通せる語学書を目指していますので、とても敷居は低くなっています。この一冊で基本的なコミュニケーションはできるようには作ってありますので、あまり難しいことは考えずに、とりあえず挑戦してみたいという人にこそ是非手に取っていただきたいと思っています。

さて、これだけ入れ込んで出すわけですから、書店でも目立つようにPOPなどを作らないとなりません。この装丁にも登場しているキャラクターをメインに、本書の特徴などを添えたPOPは既に作りました。語学書のような実用書の場合、目を引くだけでなく、何が特徴なのかをしっかり訴えるタイプのPOPでないとお客様の目を引きませんので、そのあたりは気を遣いました。

ただ、せっかくだから、もう少し何か工夫はできないかと考え、無い知恵を絞ってひらめきました。「そうだ、このキャラクターの人形を作ってみよう!」と。

善は急げではありませんが、帰宅途中に吉祥寺のユザワヤに寄り、フェルトを買ってきて手作りしたのが、これです。正真正銘手作りです。夜鍋作品です(笑)。



とりあえず、緑と水色の2タイプを作ってみました。形がすべて微妙に違うし、ステッチの縫い目もメチャクチャなのは手作りだからこそのご愛敬ということでご寛恕ください。(←いや、そもそも、あの装丁のキャラとは似ても似つかない、という指摘も......汗)

さて、これをどうやって活用しましょうか? ちなみにこれは、ただのフェルト製の人形です。別にストラップになっているわけでもなければ、キーホルダーでもありません。もちろん裏側がケータイ画面クリーナーになっているわけでもないです。

こんなもの、いったい誰が喜ぶのでしょうか? それとも読者プレゼントにでもした方がよいのでしょうか? 少なくとも売れるほどの品質、出来映えではありませんので......(汗)

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