2012年3月 4日

関西出張で思うこと

先週の関西出張は、最終日に雨に降られた以外は、天気にも恵まれ、なぜかいつもよりも日数が短く感じられるほどの出張でした。取り立てて営業販促に頑張ったわけでもなく、ごくごくいつもどおりに書店を回っていただけなのですが......

この数年、関西を回っていて思うことがいくつかあります。

まずは阪急の西宮北口です。

JRに西宮駅があるのは知っています。それに対して阪急電車は西宮北口なんて、アイデンティティのかけらも感じられないような名前でよいのでしょうか? たぶん地元の人は昔からそうなので感じないのだと思いますが、たまに出張で東京から行く身としては、西宮北口って「西宮駅の北口」なんでしょ(?)と思えます。

例えば、新宿の東口には伊勢丹とかアルクがあって、西口にはヨドバシカメラや都庁があって、と言うような時の東口、西口と同じことで、あくまで西宮駅の北口という感じが抜けません。そりゃ、確かに位置としてはJR西宮駅の北側にありますけど、北口と呼ぶほどの至近距離ではなく、立派に別の駅です。ありきたりですけど、「阪急西宮」とか、「北西宮」とか、「新西宮」といった名称を思いつかなかったのでしょうか? 毎回、行くたびに思います。

次に気になるのが、同じく阪急沿線ですが、神戸大学です。

仕事柄、神戸大学の生協も時々立ち寄りますが、その学館店がある国際文化学部のバス停の位置です。六甲駅から向かうときは、生協の直下のところにバス停があり、階段を上がっていけばすぐ生協なんです。

ところが帰り、つまり神戸大学から六甲駅へ向かうときのバス停は道路の反対側をかなりあるかなくてはなりません。カーブがあるからとか、交差点があるから、道幅が狭いから、などなど、バス停の位置を決めるにはいろいろと諸条件が絡みます。そのことは理解しています。

でも、あの国際文化学部前のバス停の位置だけはどうしても腑に落ちません。門のところから、なぜにあれほど離れていないとならないのでしょうか? 嫌がらせとしか思えないのですが、学生さんたちはもう諦めているような雰囲気です。誰か声を上げる人はいないのでしょうか?

三つ目の、最後に気になるのは京都のバスです。

別に路線が複雑だとか、待ってても来ないとか、そういうクレームではありません。慣れてしまえば市内を網の目のように走るバスはそれなりに快適です。仕事上、ほぼ決まったルートのバスにしか乗りませんので、覚えてしまえば複雑でも何でもありません。

あたしが問題だと感じるのは、その料金支払いシステムのことです。関西担当になってから、あたしは「PiTaPa」を持つようになりました。JRも私鉄も地下鉄もバスも関西圏はほぼこれ一枚でオーケーです。東京のsuicaやPasmoと同じで非常に便利です。小銭の煩わしさから解放されます。

ところが、このPiTaPaは、京都のバスでは使えないのです。京都もバス会社が複数あるようですが、少なくともあたしが頻繁に利用する市バスではPiTaPaは使えません。つまり、京都営業の時だけは小銭が必要になるのです。

これが面倒で面倒でたまりません。もちろんバスカードは普及しているようですが、さらにそれも携帯するのは面倒ですし、このご時世、京都のバスもPiTaPaに対応してくれるとありがたいのですが、どうしてダメなのでしょうか?

ちなみに、京都も地下鉄はPiTaPaが使えるんですけどね。

などと思いつつ、明日からまた関西です。

読んだ感想を書く