2012年1月11日

緊急閉店!

あらかじめ断わっておきます。以下は夢の話です。

そんなことが予知できるのか、科学的な検証に耐えうるレベルなのかどうかはわかりませんが、九州で大規模な火山噴火があるという政府発表が出されました。噴火しそうなのは桜島です。

桜島って火山活動活発だったっけ? そういえば何年か前に火山灰が降ってというようなニュースを見た記憶があるなあ、ということは休火山じゃないのね、くらいの印象しか持っていません。

で、政府発表があってどうなったか? 政府は九州地区、特に南部に住んでいる国民に批判を呼びかけたのです。まあ簡単に言えば、鹿児島県全域と熊本・宮崎両県の南部から全員出て行きなさい、ということです。現実には、今回の福島のような放射能汚染とか、明らかな紛争・戦争でも起きない限り、政府が全住民の避難を命じることはあり得ませんし、そこまでの噴火を予知できるようなレベルに日本の科学が達しているとも思えませんが、なにせ夢の話なので......(汗)

で、鹿児島の書店さん、あたしは鹿児島って行ったことがないので、どんな書店があるのか机上知るのみなのですが、ジュンク堂とか旭屋とか紀伊國屋とかミスミとか、名前くらい走っている書店が次から次へと緊急閉店となっていったのです。

もちろん店員さんももちろん、地域住民が全員移動するわけですから、日本国開闢以来の大民族移動です。出版社的には「こりゃ、東日本大震災波の返品になるのでは?」という不安が起こりますし、そもそもそれほどの避難を必要とする大噴火が近々起こるということで日本中が軽いパニック状態になっています。

今のところまだ鹿児島の人はほとんど避難を始めていないようですが、今後順次九州北部や本州へ逃げてくるみたいです。その後は自衛隊が陸海空から九州南部を封鎖して噴火に備えるようです。

噴火事態の影響は、ここ東京では何もないでしょうけど、大量の火山灰によって異常気象がもたらされる可能性は大ですし、風向き次第では東日本でも降灰が観測される可能性があるということです。決して他人事ではありません。なんとなくそわそわしてしまいます。

で、夢の中では実際の噴火まではいきませんでした。その前に目が覚めました。予測どおり噴火したのか、被害はどの程度だったのか全くわかりません。一部地域とはいえ、東日本大震災に続く書店の被災で出版界はどうなってしまうのか、すべてがわからずじまいの夢でした。

と、そんな夢を見た後の今朝、新聞を広げると桜島の火山活動が最近活発になっているという記事が朝日新聞に載っているではないですか! えっ、これっていったいどうなってるの? 夢を見るまで、あたしの日常に九州や桜島はこれっぽっちも存在していなかったのに、どうしてこんな夢を見たのでしょうか?

またしても何かの予兆?

予兆なのかと思われる夢をしばしば見るのに、結果どうなったのか、何もわからずじまいが続いています。何を予告していたのか、どの現実を暗示する夢だったのか、知りたいものです。

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