2012年1月 7日

見えるんです(*_*)

二、三年ほど前、そこにいるはずのない人が見える、とこのダイアリーに書いた記憶があります。いつだったのか正確な日付は覚えていませんが、とにかく当時はしばしばそういう現象が起こっていました。

たとえばトークイベントなどで、列の端っこの席に座っているのに、誰もいないはずの側に人が座っているのが見えるとか、電車の中で吊り革につかまって本を読んでいるとつかまっている腕の下から知らないおじさんがのぞき込んでいるのが見えるとか、そういったかなりはっきりとした輪郭で見えたりしていました。

それがこの一年ほどは見えなくなって、別に霊感がなくなったとか、変な憑きものがとれたとか、そういうふうには思いませんが、なんとなく穏やかな生活を送れていました。ところが、この数ヶ月、また見えるのです。

ただ、今回は二、三年前とはちょっと違います。はっきりとした人相とかが見えるわけではなく、黒い人影のような感じ見えるのです。はじめは、何かの影が人のように見えるだけだと思っていました。いわゆる「幽霊の正体見たり」です。

でも、「えっ」と思って見つめ直すと、別段そんな人影に見えるようなものもなく、何が人影に見えたのかわからないことがしばしばです。それに「幽霊の」は怖がっているからそう見えてしまうという、かなり精神的なものが影響しているわけですが、あたしの場合、昼間とか人通りのあるところでも見えるので、別に幽霊やお化けを怖がっているから、というわけではありません。

今のところ、ふっと見えるだけなので、それほど気にしていませんが、もしその影があたしの方に向かってきたり、ふっと見えるだけでなく、ある程度の長い時間見えるようになったらちょっと怖いです。「えっ」と思って見直せば消えるはずが、目をこすっても見えているとなったら、あたしは彼岸へたどり着いてしまうのでしょうか?

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