2012年1月 3日

三が日らしさ?

お正月の最初の三日間を「三が日」と呼ぶのは昔からのことでしょうけど、四日までしか休みのない社会人にとっては、三日間をのんびりゆっくり過ごすという感覚になれません。お正月気分に浸れるのもせいぜい2日まで、3日になると「ああ、もう休みはあと明日だけだ」という気分になってしまいます。

何を言っているんだ、出版社の人間は29日からずっと休みだったじゃないか、と既に働いている書店員の方々に叱られそうですが、逆に書店をはじめ多くの商店、デパートなどが1日や2日から営業しているから、余計に正月気分が盛り上がらないのかも知れません。警察や消防などは除き、デパートとか一切の職業は正月三が日は休業すること、という法律でも出来て、三が日に営業しているお店がなくなったら、少しは正月らしさも味わえるのではないかと思います。(公共交通機関はどうしましょうかね?)

という今日も、昼間は時々思い出したように箱根駅伝復路の中継を見て、どこへも出かけずに過ごしました。その他、今年は年賀状を自分からは出していないので、それでも届いてしまった年賀状に返事を書いたりしております。自分から出さなくなると、届く年賀状が年々減ってきます。もともと十数枚しか書いていないので大した労力ではありませんが、面倒くささはそれなりに軽減されます。

確かに、1日、2日、3日とポツポツ届く年賀状を見て、「この人には返事を書かなきゃ、この人は返事しなくてもいいや」と判断するのは面倒です。でも、昨年までは自分からも何枚かは出していたので、届いた年賀状を見て、「この人には出していたっけ?」と悩まずにすみます。

ということで、今年の年賀状はこんな感じです。



写真は、北京の故宮内にある九龍壁です。九龍壁は北京の北海公園と山西省の大同にもありますが、これは故宮のものです。2007年に訪中したときに撮った写真ではなかったかと思います。文面は、この数年、あまり変わっていません。おもしろおかしいことを書くわけでもないですし、報告するような出来事もないので、至って平凡なものになっています。

さて、仕事が始まると会社にも年賀状が届いているはずです。書店の人はほとんど年賀状をくれることはないので助かっていますが、出版社の人、特に某某会といった出版団体で一緒の人からはやたらと年賀状が来ます。中には今年名刺交換をした人すべてに出していると思われるようなものも混じっています。こういう業務的な年賀状には、ほぼすべて返事を書かないのであしからず。

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