2011年12月27日

ほぼ終わり?

あたしの勤務先は明日で仕事納めです。午後3時までです。それまでは仕事なのですが、なんとなく大掃除モードの社内となります。

外回り営業も、いまから受注しても出荷は年明けになってしまいますから、あまり意味がない、と言ってしまうと身も蓋もないのですが、書店からすれば、「こちとら、31日まで仕事で、それもいつも通り夜遅くまでなんだよ。元日は休みだけど、2日からはまたいつも通り働いているよ!」という状況なわけですから、「もう年内は出荷できません」なんて、どの面さげて言ってんだ、という感じだと思います。

はい、確かにその通りです。出版社が休むだけではなく、流通も止まってしまうので仕方ないところです。ただ、流通が止まってしまうということは、確かにお客さんの注文に迅速に応えられない場面もあるでしょうが、毎日毎日届く山のような荷物がないわけですから、書店としてはじっくり棚に向かい合えるチャンスでもあるのではないでしょうか? それに版元営業マンも営業に来ないわけですし。

こういう時、在庫を持てる大きな店舗とか、チェーン店内で融通し合える書店は有利かも知れません。他の業界はどうなのでしょうね? スーパーとかデパートはほとんどが元日しか休みませんし、郊外のモールによっては元日も営業していますね。でもメーカーも流通も止まっていますよね。スーパーとかの物流倉庫にある程度在庫しているのでしょうか?

ところで、一概に言えるわけではありませんが、郊外では年末の方が客が多くて、年が明けると意外と暇になると聞きます。逆に都心部では年末はそれほどでもないけれど、年が明けるとものすごく忙しくなると聞きます。都心の場合、たぶんデパートなどの初売り、福袋にお客が殺到するので、都心へ出てくる人が普段より格段に多くなるのでしょう。郊外でもターミナルは似たような傾向だと思います。この人出が書店の客の入りや売り上げにも当てはまるようです。

ただ、今年はやはり不景気だから、年末も年始も渋いのではないでしょうか?

ちなみに、あたしは例年通り、プチ引きこもりです。年末に妹夫婦が子連れで遊びに来るくらいで、出かける予定は一切ありません。いや、休み中に東京国立博物館の「北京故宮博物院200選」を見に行くくらいですかね、外出は。

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