2011年12月24日

小掃除、その二

先日、部屋の片づけをちょっとやり、本日は家の仏壇掃除をいたしました。

えっ、仏壇があるのかって?

はい、わが家は一応は仏教徒でして、祖父は違いますが父は長男なので、祖父以来の位牌を祀っております。ちなみに菩提寺の宗派は臨済宗南禅寺派です。要は禅宗と言うことです。

で、あたしが好きなせいもありますが、わが家はしょっちゅう仏壇のお線香を焚いております。よく来る配達の人などは「お香の香りがする」と言います。今日もただ単に掃除をするだけでは味気ないので、お香を焚きながらお掃除、と思いましたが、掃除するのにお線香を灯すわけにはまいりません。

というわけ出だしてきたのは少し前に書店員さんにもらった旅行みやげのお香です。



バラのお香を焚きながらの仏壇掃除です。なんとも優雅で、心が洗われます。ふだん焚いている仏壇のお線香は、それなりに香りはよいのですが、どうしても「仏様」という香りです。抹香臭いと言われれば、そうかもしれません。

それに比べるとこのバラのお香は、エスニックショップに来たような、東南アジアに来たような(←あたし東南アジアって行ったことないのですが......汗)気分になれます。お香と言うよりは、アロマと読んだ方がよいのかも知れません。

別に今日に限らず、こういうお香も部屋で時々焚いています。お香は香りが命なのですが、固形状態のものの匂いをかいでも、実際に火を灯したときの香りとは微妙に異なると言いますか、案外期待外れの時もあります。大中のようなお店で香を選んだりするときも、なかなか難しいものです。

香り袋も好きで、京都へ行くと鳩居堂などで匂い袋を買いますが、これはまたエスニックの対極、いかにも和風な香りです。この匂い袋もしばらく使っていると香りがマイルドになると言いますか、ちょっと角が取れる感じがして、また乙なものです。

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