2011年12月13日

襟巻きと手袋

襟巻きという言い方は年寄り臭いのでしょうか? いまならマフラーが一般的なんですか? でも、襟巻きっていう響きが、なんかぬくもりを感じさせませんか? あたしはそんな気がします。

手袋はどうでしょう? これは昔も今も手袋で通用しますよね? それとも若い人は別の名称で呼んでいるのでしょうか?

さて、冬も本番です。襟巻きや手袋が恋しい季節です。あたしも持っていますが、あまり使いません。あまりというか、ほとんど普段は使っていないといった方が正確です。

嫌いなのかと問われれば、別にそんなことはありません。では、暑がりなのかというと、そうでもありません。確かに朝出かける時間と、昼間に営業している時間とでは実際の気温にせよ体感温度にせよ、かなりの違いがありますから、昼間に合わせると襟巻きも手袋も必要ありませんが、朝晩は欲しくなります。

では、なんで使わないのかといいますと、無くしそうだからです。いや、忘れそうだからです。朝襟巻きと手袋はして出かけ、当然会社に着けば外します。そして午後から営業回りに出るときには、たぶん上着は着ても襟巻きと手袋は忘れて出かけてしまう公算が大です。朝雨が降っていたから傘を差していったけど、その後は晴れたので会社に傘を忘れてきてしまった、というのと同じことです。そうなると、夕方の帰宅時間ごろとか翌日の出社時にまた寒さを感じなくてはなりません。

忘れずにカバンにきちんとしまっておけば、というのも一理あります。朝会社に付いたら、襟巻きと手袋はロッカーに入れたり、そのへんに置いておくのではなく、すぐにカバンにしまってしまえば忘れる心配はないでしょう。ただ、仕事中も結構カバンの中っていじくるもので、襟巻きと手袋が入っていると邪魔になります。

ワガママなことを言っているのは重々承知していますが、どうしてもそういう不安、心配が頭から離れません。そんなことを気にしているのであれば、多少の寒さには目をつむって襟巻きも手袋も使わないにこしたことはありません。それで、使わなくなったというわけです。

もちろん時には襟巻きをしていくこともありますし、手袋だってはめていくことはあります。

読んだ感想を書く