2011年12月10日

一か月に10日まで

このひと月あまり、いつにもまして頭痛がひどかったという気がします。この数日は比較的穏やかに過ごせていますが、振り返ってみるとかなり辛いときもありました。

で、前回、近所の頭痛専門医に行ってからほぼ一ヶ月がたち、その時処方してもらったクスリも少なくなったので、もう一度行ってきました。土曜日なので空いているのか混んでいるのか微妙ですが、やはり前回と同じように約一時間ほどは待たされました(予約制の病院ではないので)。

今回もまた同じ薬を処方してもらいましたが、医師曰く、あまり薬に頼りすぎると効き目が薄れるので、この薬も一か月に10日しか飲んではいけませんよ、とのこと。一日に何回も飲むのはもってのほかですから、あたしみたいに過去一ヶ月で3分の2くらい頭痛に悩まされていた身には、薬がちょっと足りない気もします。

ただ、心持ち夜更かしをすることで朝までぐっすり寝たり、日曜日に近所を散歩して体を動かすなどして、できるだけ薬に頼らないようにも気をつけています。やはり一度、人間ドックに行った方がよいのかなあとも思います。

そんなことばかり考えているからなのか、昨晩は入院した夢を見ました。自慢ではありませんが、あたして基本的な部分では比較的丈夫で、いままで一度も入院したことはありません。検査入院なども皆無です。夢の中では怪我なのか病気なのかよくわかりませんが、とにかく入院していました。ギブスとかしていなかったので、たぶん病気で入院していたのではないかと思われます。

1週間の入院になるのかもっと長いのか、夢の中では判然としませんが、一日や二日で出られるような様子ではなく、夢の中の様子ではたぶん1週間ほどは仕事も休むような感じでした。個室だったのか4人か6人の部屋だったのかもわかりません。とにかくあたしはとある病院の病室のベッドで寝ていました。

本を読むのにも飽きて、暇だなあと退屈しながら窓の外を見ていたときに、知り合いの書店員さんがいきなりやってきました。「えっ、なんで来たの? というか、どうしてあたしが入院している之知ってるの? 誰にも言ってないのに? それに知っているだけでなく、どうして入院している病院がわかったの?」という疑問が次から次へと頭の中を駆け巡ります。別にパジャマ姿を見られたくないとか、そういう心理が働いたわけではなく、本当に素朴な疑問です。

たぶん、1週間も休むのであれば勤務先には報告してあったでしょうけど、病院までは告げていないはずです。たまたま書店の人が勤務先に電話をしてきて、あたしが入院しているということを知った可能性はあると思いますが、病院までわかるとは思えません。

facebookに入院のことは書いたけど、病院名までは書いたりしていないし、病院がわかってしまうような記述もしていないはずです。いったいこの人はあたしのことをどこまで知っているんだ、どういうネットワークを使って病院名を突き止めたのだろうか、と考えるほど恐ろしくなります。

そしてなによりも一番怖いのは、いったい何のために病室まで来たのかということです。いや、病院に訪ねてくるのは、その病院で働いている知り合いを訪ねてくるのでなければお見舞いに決まっています。しかし、その書店員さんはわざわざお見舞いに来てくれるほど親しいわけでもないし......

そんな疑問が頭の中を駆け巡ったまま夢から目覚めました。結局、夢の中ではその人とは一言も言葉を交わしていません。さあ、次の営業ではどんな顔して逢ったらよいのでしょう(笑)。

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