2011年11月19日

食い道楽?

昨日までの出張ですが、後半は視察旅行でしたので懇親会がありました。木曜日の晩だったのですが、会場は東山の京料理の店「道楽」でした。

部屋、調度、器、料理を引き立てるそういったものにまで心が配られたすばらしいお店でした。寛永年間の創業で、現在のご主人が十四代目だそうですが、こんなに美味しい料理を食べたのは生まれて初めてでした。『京のおまわり』という本を京都新聞から刊行されたばかりですが、他にも著作が何冊もあり、ラジオやテレビを初めとした講演でも活躍されているそうです。



決して「一見さんお断り」というお店ではないそうですが、ウェブサイトを見る限り、完全予約制と書いてありますね。お値段も気軽にとはいきませんが、これだけの値段の価値は十二分にある、いや、むしろ安いと感じるほどの料理でした。

味を堪能するだけでなく、盛りつけや器をも楽しめる、まさに「眼福」という言葉は子のために存在するかのような一夜でありました。

ありがたくもかたじけなくも、『京のおまわり』にご主人のサインをいただきました。これもまた眼福の一つです。

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