2011年11月18日

このまま枯れる?

関西出張から帰ってきました。週の前半月曜から水曜は通常の出張で、後半の木曜、金曜が京都新聞教養図書案内の市場視察でした。

で、木曜日の晩に泊まったのがハートンホテル京都というところ。ここの寝間着がご覧のようにちょっとカワイイものでした。



木曜日が主に書店の視察で、金曜日は京都市内観光という行程で、本日はまず初めに京都新聞さんを訪問しました。その京都新聞社さんの目の前、烏丸通りを挟んでほぼ向かいにあるケーキ屋さんがいま話題になっているそうです。なんでもテレビでそこのお店の白味噌シュークリームが紹介されたとか。テレビの力、恐るべし、です。



京都のスイーツが話題になっていたと参加者の中で話題になっていたのですが、まさかそれが京都新聞の目の前のお店だったとは。なんとも奇遇なものです。



その後はマンガミュージアムを見学し、東山の長楽寺へ向かいました。下の写真は、そこのお庭にあった、小さくて可愛らしい石仏です。



お庭全体はこんな感じです。



こじんまりとして、とても感じのよい庭ですが、ほとんど紅葉していないのが残念です。紅葉していれば、きっとこの何倍も美しく見応えのあるものになっていたと思われます。

その後、八坂神社を抜けて高台寺の方へ向かいましたが、八坂神社の社殿を見るのは久しぶりです。そもそも出張では祇園の方へは来ませんから......



高台寺は時間の都合で見学せず、向かった先は六道の辻方面。途中、八坂の塔を眺めながらの移動です。



六道の辻は、いにしえの京都の人にとって、この世とあの世の境のようなところだったようです。近くには六道珍皇寺という、やはりあの世と因縁浅からぬお寺もありました。



そして、最後に訪問したのが六波羅蜜寺です。平清盛像、空也上人像は、教科書でおなじみですが、やはり本物をナマで見ると感動しますね。ただ、来年の大河ドラマのためなのか観光客目当てで急ピッチで境内の整備をしている感じがして、そこがちょっと興醒めでした。

さて、この時季ですから肝心の京都の紅葉なんですが、今年は全くダメです。郊外に足を延ばしていないのでわかりませんが、聞くところでは郊外も今年はかなり遅れているようで、まだまだ見頃ではないようです。このところ冷え込んできたので、あと一週間もすれば、という感じでしょうか。ただ、あまりにも紅葉が遅いと、紅葉せずにそのまま枯れてしまう年もあるそうで、今年はそうなる可能性も大だと思います。

読んだ感想を書く