医者と病院
一日から昨日まで、夏に静岡へ越していった妹が甥っ子、姪っ子を連れてわが家へ来ていました。昨日の土曜日、妹の旦那がクルマで迎えに来て帰りましたが、しばしの賑わいでした。
なんでうちへ来ていたのかといいますと、甥っ子の通院でして、府中の総合病院へ通院していたのです。通院間隔は数ヶ月に一度となり、引っ越し以来初の通院でわざわざ東京まで来たというわけです。そのうち地元の病院を見つけることになるでしょうけど、とりあえずは府中へ通うため、また数ヶ月後には来るのかも知れません。
で、その甥っ子ですが、二日と四日、文化の日を挟んで二回の通院でした。複数の科を受診しているのでそういうことになったみたいですが、これが同日に受診できれば妹もわざわざ数日間にわたって東京へ出て来る必要もなかっただろうに、と思います、これはあくまで医者の都合です。
そんなとき、あたしは思います。医者なんて誰だっていいじゃない、あたしはその病院に通院しているのであって、特定の先生の元へ通院しているわけではない、と。
学生時代、首に腫瘍が出来て三鷹の杏林大学病院へ通っていたことがあります。基本的には毎週同じ曜日に通っていたのですが、授業か何かの都合で別の曜日にいったことがありました。その時看護婦さんやその日の医者から「いつもの某某せんせいでないけどいいですか?」と聞かれました。別にあたしは某某先生に恩義も義理もないし、そもそもカルテを見れば他の先生でも診察できるだろうと思っていたので、「別に構いませんが」と言って診察してもらいました。
社会人になってからも、軽いアトピー性皮膚炎みたいな症状を病んで、勤務先の近所にある出版健保へ通いましたが、薬を処方してもらってしばらく症状が治まっていると通わなくなり、薬が切れて症状が出てくるとまた診てもらいに行くという不定期な通院をしてました。ですから、前回行った曜日など覚えているはずもなく、仕事の都合で行けるときに行きましたが、やはり先生が異なることを言われました。
とまあ、こんなふうに、あたしはあまり医師個人に対する思い入れというものは少なく、否、ほとんど持ってなくて、あくまでその病院に通っているんだという意識しかありません。カルテがあるわけだから、それを見れば医者なら誰だってきちんと診察できるようでなくては困ります。そのためのカルテでしょう、とも思います。
今でもあたしはそういうふうに思っているのですが、たまたま見ていたテレビ朝日系のドラマ「DOCTORS」で、外科医役の高嶋政伸が、主治医は自分なのに他の医者に手術をしてもらうなんて、最近の患者は医者との関係をなんだと考えているんだ、というふうなセリフを言っているシーンを見ました。これがごくごく一般的な医者の感覚なのか、それとも演出上の必要から生まれたセリフなのか、そこのところはわかりませんが、上のように考えていたあたしには「へぇー」と思えるセリフでした。
医者と患者の信頼関係を否定するつもりはありませんが、それでもあたしはやはり医者個人にではなく、その病院に通っている、診てもらっていると考えてしまいます。あたしのこの感覚って、おかしいのでしょうか? 間違っているのでしょうか?
それにしても、ドラマの中の高嶋政伸、鬼気迫るものがあります。私生活での離婚原因に家庭内暴力が言われていますが、それもむべなるかなと思わせる演技です。家庭内暴力と言えば、NHKのドラマ「カレ、夫、男友達」のユースケ・サンタマリアもDV夫を怪演していますね(笑)。(←やはり夏帆ちゃんは昔の方がかわいかった、真木よう子は声が悪い、と思います)
なんでうちへ来ていたのかといいますと、甥っ子の通院でして、府中の総合病院へ通院していたのです。通院間隔は数ヶ月に一度となり、引っ越し以来初の通院でわざわざ東京まで来たというわけです。そのうち地元の病院を見つけることになるでしょうけど、とりあえずは府中へ通うため、また数ヶ月後には来るのかも知れません。
で、その甥っ子ですが、二日と四日、文化の日を挟んで二回の通院でした。複数の科を受診しているのでそういうことになったみたいですが、これが同日に受診できれば妹もわざわざ数日間にわたって東京へ出て来る必要もなかっただろうに、と思います、これはあくまで医者の都合です。
そんなとき、あたしは思います。医者なんて誰だっていいじゃない、あたしはその病院に通院しているのであって、特定の先生の元へ通院しているわけではない、と。
学生時代、首に腫瘍が出来て三鷹の杏林大学病院へ通っていたことがあります。基本的には毎週同じ曜日に通っていたのですが、授業か何かの都合で別の曜日にいったことがありました。その時看護婦さんやその日の医者から「いつもの某某せんせいでないけどいいですか?」と聞かれました。別にあたしは某某先生に恩義も義理もないし、そもそもカルテを見れば他の先生でも診察できるだろうと思っていたので、「別に構いませんが」と言って診察してもらいました。
社会人になってからも、軽いアトピー性皮膚炎みたいな症状を病んで、勤務先の近所にある出版健保へ通いましたが、薬を処方してもらってしばらく症状が治まっていると通わなくなり、薬が切れて症状が出てくるとまた診てもらいに行くという不定期な通院をしてました。ですから、前回行った曜日など覚えているはずもなく、仕事の都合で行けるときに行きましたが、やはり先生が異なることを言われました。
とまあ、こんなふうに、あたしはあまり医師個人に対する思い入れというものは少なく、否、ほとんど持ってなくて、あくまでその病院に通っているんだという意識しかありません。カルテがあるわけだから、それを見れば医者なら誰だってきちんと診察できるようでなくては困ります。そのためのカルテでしょう、とも思います。
今でもあたしはそういうふうに思っているのですが、たまたま見ていたテレビ朝日系のドラマ「DOCTORS」で、外科医役の高嶋政伸が、主治医は自分なのに他の医者に手術をしてもらうなんて、最近の患者は医者との関係をなんだと考えているんだ、というふうなセリフを言っているシーンを見ました。これがごくごく一般的な医者の感覚なのか、それとも演出上の必要から生まれたセリフなのか、そこのところはわかりませんが、上のように考えていたあたしには「へぇー」と思えるセリフでした。
医者と患者の信頼関係を否定するつもりはありませんが、それでもあたしはやはり医者個人にではなく、その病院に通っている、診てもらっていると考えてしまいます。あたしのこの感覚って、おかしいのでしょうか? 間違っているのでしょうか?
それにしても、ドラマの中の高嶋政伸、鬼気迫るものがあります。私生活での離婚原因に家庭内暴力が言われていますが、それもむべなるかなと思わせる演技です。家庭内暴力と言えば、NHKのドラマ「カレ、夫、男友達」のユースケ・サンタマリアもDV夫を怪演していますね(笑)。(←やはり夏帆ちゃんは昔の方がかわいかった、真木よう子は声が悪い、と思います)
読んだ感想を書く