2011年11月 1日

梅田の伊勢丹

先週の関西出張の折、泊まっていたホテルは朝刊の無料サービスがあり、大きく取り上げられていたので目についたのですが、大阪の百貨店、どうも景気が悪いみたいです。特に鳴り物入りでオープンした伊勢丹三越がダメみたいです。

記事では、伊勢丹流の商品の見せ方が大阪人には合っていなかった、といった風な書かれ方をしていましたが、本当にそうなのでしょうか? 当初は、大阪のミナミだけでなく、神戸(三宮や西宮)、京都の商圏まで喰ってしまうのではないかという騒がれ方をした大阪駅の大改装でしたが、いまは比較的落ち着いていますね。

伊勢丹三越と並んでいるルクアはそれなりに混んでいて、中に入っている三省堂もまずまずといった感じです。それに比べると伊勢丹の寂しさは際立っています。京都ではかなり混雑していた惣菜売り場、スイーツ売り場も、大阪の場合はそれほど混んでもいませんし、スイーツ売り場はあたし的にはあまり魅力を感じません。

既存の百貨店では阪急がまだまだ改装途中で、全面オープンは来年のようですね。それでも売り上げは伸びているようです。ヨドバシの隣、大阪駅の真北は、新たな高層ビルの建築が進んでいて、上層階はマンションらしいですが、低層階は商業施設が入るようです。書店が入るという噂もちらほら聞こえてきますが、どうでしょう?

阪急は伸びていると思っていたら、INGSが閉店だそうで、改装中の店舗内に場所を移して再オープンするようです。となると、INGSの後はどうなるのでしょうか?

いずれにせよ、大阪は天王寺地区も開発が進んでいますので、やはりまだまだ変化の途中なんでしょう。この変化が書店業界にどういう影響を及ぼすのでしょうか? 客の流れが変わると売り上げも劇的に変わりますし・・・・・・。

そう言えば年内で旭屋書店の本店がいったん閉店。隣のビルと共に建て直して、4年後だか5年後にリニューアルオープンだそうですが、その前に1から4まである「駅前ビル」は建て替えなくていいのでしょうか?

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