2011年10月17日

愛こそすべての始まり

最近、というか、この数日、はまってます。



沢田聖子さんの「祈り」です。あたしが主として聞いているのは、アルバム「HISTORY II」に収録されているものですが、最初はアルバム「祈り」に収録されていた曲です。

  

このアルバム「HISTORY II」は、比較的最近の曲(←あたしみたいに中学の頃から三十年来のファンも多いでしょう。そういうファンにとっては比較的最近の曲と感じます)を中心に構成されているアルバムですが、その中の一曲でした。最初はそれほど耳に残らなかったのですが、最近聞き直して、もろにはまってしまいました(汗)。

曲もいいですが、歌詞もステキです。歌い出しは
欲しいものは すぐ手に入り 満たされた気分になるけど
本当は 買えないものが 私たちには必要
愛が足りないと 思いやりを忘れるね
です。この「愛」って、もちろん異性に対する「愛情」も含んでいるのでしょうけど、むしろもっと大きな「愛」を表現しているようです。

歌詞はさらに
街角には 人があふれて 楽しげに自由を振りかざす
好きなことを選んでるのに この虚しさはなんだろう
知らない言葉を 一つ覚えるたびに
大事な何かを また一つなくしている
と続きます。やはり、かなり人生を見つめ直しているような詩の世界です。自分はどうすればいいのだろう、このままでいいのだろうか、という迷いもうかがえるようです。

サビは
愛してる 愛してる あなたのことを心から
愛してる 愛してる 空も海も花も木々も
愛してる 愛してる 生命あるすべてのものを
愛してる 愛してる 愛こそすべての始まり
です。人類愛を越えて、なにかとてもスケールの大きな歌になっていますね。あまり、こういう説教じみた歌って好きではなかったのですが、この歌は楽曲のよさも相俟って、とても心にしみます。

ただ、まだまだ未熟なあたしは、とても生命あるすべてのもを愛するような境地には達していません(汗)。「愛こそすべての始まり]と言われても、その愛をどこかに置き忘れてきてしまったような気がします。それとも生まれながらにして持っていなかったのでしょうか?

ちなみに、聖子さんの歌では、やはり詞は「シオン」が一番だと思います。ただし、これは聖子さんの師匠、イルカさんの作詞作曲ですが・・・・・・
遠くから君を見ていたい
だから変わらずにいてほしい
今夜も出さずじまいの手紙
君につづるよ

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