2011年10月 4日

衣替えは?

今年の夏は節電のため、例年のクールビズを越えたスーパービズと言われていました。サラリーマンは背広の上着はおろか、ネクタイも外したラフな格好が主流となった夏でした。

で、そのスーパービズも、さすがに10月ともなれば終わるのかな、だって世間的にも10月は衣替えじゃないですか、と思っていたところ、少なくともこの二日間は、朝夕の通勤電車の中の人、上着も来ていない人、ネクタイをしていない人、意外と多いです。まだまだ暑いと感じるのでしょうか?

あたしは別にそういう格好を非難しているわけではありません。むしろ逆です。不潔でなければ、背広やスーツに拘る必要は全くないと思います。よくスーツにネクタイでないと相手に誠意が伝わらない、真面目に仕事に取り組んでいると思われない、と信じ込んでいるサラリーマンの人がいますが、全くバカげた考えだと思います。この業界も営業はスーツにネクタイと決まっている会社があるようですが、あたしはそんな会社に入らなくてつくづくよかったと思います。

ちなみに、テレビのニュースを担当しているアナウンサーは男性の場合、夏も背広にネクタイの方が多かったですね。ちょっと色物、柄物を着ているだけでNHKのアナウンサーは抗議の電話がかかってくると聞きましたが、そんなことに目くじらを立てているなんて、視聴者もかなりバカだと思います。

個人的には、夏が終わってもこのままなし崩し的に日本の背広社会が壊れてくれることを祈っています。もちろん背広やスーツを着たい人は着ればよいと思いますが、それがオフィシャルだ、正しい格好だという変な思い込みはやめてもらいたいものです。

そういう意味では、10月になったのにノータイの人が多い通勤電車の現状は、よい傾向ではないでしょうか? ただ、あたし個人は、小学校以来、中学も高校も制服がない学校だったので、制服とかスーツにあこがれる部分がありまして、時にはスーツをビシッと着たくなります(汗)。

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