2011年9月20日

ある意味ショックかも

朝日新聞の夕刊、社会面に大きな記事が載っていました。スマートフォン向けアプリ「カレログ」についてです。メーカーはお気軽な、あくまでお遊びツール的に開発したんだと思いますが、世間的にはそういう受け取られ方はしていなくて、やれプライバシーがどうの、違法行為がどうの、個人情報がどうの、といった深刻な話になってしまっているみたいです。

いずれにせよ、メーカーとしては訴訟騒ぎや刑事事件にでもなれば困るでしょうが、とりあえずは「有名になってラッキー」というところでしょうか?

それにしても、あたしの場合、こういうアプリをインストールさせてと言ってくるような異性もいませんし、黙ってインストールしてしまうような異性も、もちろんいません。ただ、もし仮にそういう相手がいたとして、あたしを監視したとしたら、たぶん逆の意味でショックを受けるのではないかと思います。

ふつう女の子が彼氏のスマートフォンにこれをインストールするのは、彼が浮気をしていないか、自分の知らないときにどんなところへ行っているのか、といった、「にわか探偵」的な使い方が主流なんだと思います。それで浮気が発覚しようが、彼氏の意外な一面(←特に悪い方の)が見つかったとしても、それは二人の問題でしょう。

それでも、彼氏がいろいろと活動的であったり、交友範囲が健全に広いということがわかるぶんによい結果を生むでしょう。でも、あたしの場合、「土日に、家から一歩も外へ出ていない!」「三連休だというのに、近所のコンビニに一回行ったきりだ」という結果が目に見えています。あるいは「会社の帰りに、どこへも寄らずに直帰している」という、極めてつまらないどころか、ある意味「残念な」結果が出てしまう可能性が大です。

土日に全く家から出ないなんて信じられない、きっと友達が一人もいないんだ、と思われたとしても当然ですし、それは真実です。嘘偽りのないあたしの姿です。

通話履歴もわかるみたいですが、一週間、誰にもかけていない、誰からもかかってこない、というのも十分考えられます。いや、考えられるではなく、きっとそうなるでしょう。

「こんな人、絶対イヤ!」と思われるのが関の山ではないでしょうか。

読んだ感想を書く