2011年7月 8日

嵐の前の...

昨日から始まった東京国際ブックフェア

今朝の新聞やテレビでも報道されていましたが、同時開催の国際電子出版EXPOのことばかり。ブックフェアはそのおまけのような扱いでした。確か、電子出版は昨年まではブックフェアの中の催し、企画の一つだったはずですが、ついに立場逆転。少なくとも今朝のメディアの報道はあっちばかりでした。数年後には電子出版EXPOの中の企画としてブックフェアが辛うじて存在する、そんな事態が起こる可能性は大です。庇を貸して母屋を、でしょうか?

そんなブックフェア、初日の昨日はあたしは会場には行かず、出張明けで都内の書店をろくに回っていないので、何軒か回りました。やはり久しぶりに行くと、ちょっと照れくさい感じがします。

で、本日は自社ブースの当番です。一日、会場にいました。



これが開場前のブースの様子です。まだ静かで、本がお客さんを待っている感じです。まさに嵐の前の静けさ、というところでしょうか? まあ、結果的に本日は一日を通して、嵐と言うほど混雑したわけではありませんが(汗)。



そして、これが今回の目玉(?)展示。最近、この数年、刊行が続いている大部な現代史ものコーナーです。どれも、それなりに売れた、売れているものばかりです。写真にもあるように、実はこれ、あたしの勤務先の、とある編集者がこの数年、何かに取り憑かれたかのように次々と上梓していった企画です。

ページをすべて縦に並べると地球を一周するのではないか、とか、さらに累計発行部数で縦に並べたら月まで行って帰ってこられるくらいはある、とか、言いたい放題言ってますが、実のところ、それくらいの実績、業績です。さてさて、お客様の反応は?

ところで例年、あたしは土曜日に当番になることが多かったのですが、土曜日は一般のお客様も多く、その混雑は会期中随一です。しかし、初日でもなく、休みの日でもない今日、金曜日はなんとなく客足も少なめで、淡々と時が流れました。

そして、いろいろな書店の方が、かなり会場に見えていて、久々の邂逅を喜びました。例年、土曜日だからなのか、あまり会場で知っている人に逢わないのですが、今年はかなりの数の方とお逢いしました。

しかし、しかし、お逢いした方ゴメンナサイ。

たぶん、あたし、わかったような顔をして話していましたが、半分くらいの人は顔は見覚えあるけれど、実は誰だったのかわかっていない状態でした。また中には、全く会った覚えのない方もいらっしゃいました。それでも、なんとか、その場限りのハッタリで取り繕ってごまかしてしまいました。

本当にどうもすみません。

明日の土曜日は休みです。また日曜日にブース当番です。

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