2011年7月 7日

願い事

今日は七夕。織姫と牽牛が一年に一度逢える日、といったロマンチックな話はおきますが、近所の幼稚園などでは、やはり紗沙に短冊を飾り付けているのを見かけます。ケータイだ、ゲームだと子供を取り巻く環境は変わっても、意外といまだに向かしながらのことをやっているものだなあと思ったりもします。

で、あたしの願い事は、と言いますと、実はこのダイアリーで毎年のように書いているのですが、7月7日は「七七事変」、つまり盧溝橋事件の当日であるということを、多くの日本人が忘れないでいて欲しいということです。

盧溝橋、行きましたよ。2回ほど行ってます。最初に行ったときの写真はこちらです。二度目に行ったときの写真はこちらです。どちらも、それほど混んでいたわけではありませんが、橋のそばの抗日記念館に小学生だったかの社会科見学の一団が来ていたのを見た記憶があります。

歴史を知ることはよいことではありますが、史実と認められていないことまで、さも事実であるかのように展示がしてあるのを子供に見せてもよいのでしょうか、という気がします。もちろん日本軍が行なったことを公正に展示してあるのであればよいのですが、どうしても現在の中国では歴史も政治の一部ですからね。

そう、中国が共産党の自己都合によらず、お互いにきちんと歴史の話ができるような国になってくれることも願い事の一つです。もちろん、こちらも正確な歴史を学ばなければいけないわけですが。

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