2011年7月 3日

大阪は・・・・・・

関西出張から戻り、また明日の月曜日も、いろいろ予定が詰まっていて忙しいので、日曜日の本日も休日出勤してきました。

で、出張も終わり、「関西はどうでした?」という、いつもながらの声が耳の多くの方で聞こえます。たぶん、明日、出社すると聞かれるのでしょうね。

具体的に書店事情がどう変わったかと言われても、別に大きく変わったという気はしません。いや、大きく変わったといった方がよいのかも知れないのはジュンク堂でしょうか?

ご存じのように、茶屋町に超大型店、丸善&ジュンク堂がオープンし、早半年。迎え撃つ紀伊国屋も昨夏にリニューアルをしてます。とまあ、ここまでは東京にいてもわかること。

今回行ってみて感じたのは、茶屋町のMJの周囲の再開発が一通り終わったのか、ファッションビルなどがオープンしていたことです。MJがオープンした頃は、隣にロフトがあるくらいで、どうやって行ったらよいのか、相当なジモティでないと説明できない立地にありましたが、紀伊国屋からMJまで、完全にファッションビルで埋め尽くされました。これで、かなり人の流れができたのではないかという気がします。

ファッションなどに興味がある人だけでなく、本に興味がある人にとっても紀伊国屋にMJ、そしても一つできたスタンダードブックストア茶屋町まで出来上がり、もうこの周辺でお腹いっぱいと言うところではないでしょうか。古本屋も近くにありますし。

あとは、大阪駅。

伊勢丹三越が意外と空いていると、多くの人が言ってます。大阪初出店とか関西初上陸というテナントも入っているようなのですが、目標売上金額に達しているのでしょうか? その反対にお隣のルクアは混んでます。若い人向けの作りが見事に当たったのか、とにかく混んでいます。上層階に入っている三省堂も、それなりに賑わっていますので、今後は徐々に売り上げも伸びてくるのではないでしょうか? 三省堂と言えば、ずいぶん前に北新地の方の地下街に出店していた時期もありましたけど・・・・・・

東京のニュースでは、大阪駅のリニューアルで、京都、神戸の客間で大阪に吸われるのではないかという観測もありましたが、今のところそこまでの状況には至っていない様子です。原状では、大阪の人ですら新しく生まれ変わった大阪駅に戸惑っていて、自分がどこにいるのか、どこへ行きたいのかわからずに右往左往している感じです。

あたし的には、阪急百貨店のリニューアルが終わるまでは、大阪は落ち着かない感じがします。伊勢丹三越の地下のデリカやスイーツショップも、ちょっとのぞいた限りでは、それほど魅力的な感じはしなかったです。京都の方が遙かによかったという気がしますけど。

読んだ感想を書く