2011年7月31日

覚えてもらう

こういう記事がありました。別に取り立てて恋愛に限らなくても使えそうな内容ではありません?

初対面の男性に顔と名前を覚えてもらうコツ9パターン

書店に営業に行くだけでなく、業界の会合やイベントなどでいろいろな人と顔を合わせます。さすがに何回か顔を合わせると覚えられるのですが、たいていの人、否、ほとんどすべての人は一回では覚えられません。このダイアリーで何度も書いていますが、それでずいぶんと失礼なことをしでかしている気がします。

書店の人の場合、某某書店の語学担当の某某さん、という風に覚えられますので次に会うときの取っかかりがあり、場所(書店)と一緒に覚えていけますが、同業である出版社の人の場合、会うシチエ-ションが毎回異なるので、この人会ったことある気がするけどどこで会ったんだろう、出版社の人だったかな、それとも書店の人だったかなと迷ってしまい思い出せないことがほとんどです。

逆に書店の人は、しょっちゅう来る出版社の営業の人なら覚えるでしょうけど、たまにしか来ない人だと、やはりなかなか覚えられないものでしょうか? ただ、世の中には一回逢っただけですぐに覚えてしまう人もいますね、あたしは、ああいう特技を持った人はスゴイと思います。

【1】「あだ名は○○です!」など、自己紹介のときにニックネームも伝える。
さすがに社会人のビジネス上の挨拶、名刺交換でこれはないですね。

【2】しっかり目を見て会話し、笑顔を印象づける。
確かに人の目を真っ直ぐに見てくる人っていますね。

【3】「趣味は茶道です」など、自分の個性的な部分をアピールする。
こういうのも初対面ではまず言わない、少し親しくなって、多少は世間話などをするような間柄になってからでしょうか。

【4】「私オタクなんですよ」など、キャラ付けをハッキリする。
キャラねえ。あまり突飛なキャラだと、覚えることは覚えても、引いてしまいそうです。

【5】自己紹介のときに「名前にまつわるエピソード」を語る。
変わった名前とか、知り合いと同じ名前だったりすると覚えやすいですが、あたしの場合、名前だけ覚えて顔を覚えていなさそうです。

【6】相手の名前を何度も呼びながら会話をする。
名前を呼ぶのは覚えている証拠。わからないから、思い出せないから、なんとなくうやむやにしながら会話を進めるんですよね(汗)。

【7】男性の手のひらに指で名前を書く。
つまり触るってことですよね。確かに世間にはすぐ男性に触る女の人っていますね。でも、あれもしっかり相手を選んでやっていると聞きますが・・・・・・

【8】会話中に「私、〇〇だよ」と何度も教える。
ここまでしてもらえないと相手の名前を覚えられないというのは哀しいですが、あたしもたまにあります。覚えられないというよりは、似たような名前の人とごっちゃになってしまうことが多いです。

【9】自分で自分のことを下の名前で呼ぶ。
あたしはあまり気にならないのですが、こういうのを嫌う男性も結構いますね。特に社会人だったらなおさらでしょうか?

それにしても、社会人になって、いかにも形式的に行なっている名刺交換で、どれだけ相手に覚えてもらおうという意識が働いているのでしょうか? あたしの場合、好むと好まざるとに関わらず、相手に一回で覚えられてしまうことが多いので、それが悩みの種です。

2011年7月30日

after 衣食住

3・11以来、業界の集まりなどでお偉いさんとかが挨拶などをすると、決まって言うセリフがあります。

震災直後こそまずは目の前の生活にしか目が向かないけれど、衣食住が落ち着くと、その後で人は活字を求めるようになる。

確かに、一つの真実ではあると思います。前年割れがずーっと続いているこの出版業界で、東北の書店だけは3・11以来、前年比プラスの結果をたたき出しているという現実の数字からもこのセリフは裏付けられます。

でも、本当に、人々は活字を求めているのか、というと首をかしげたくなることもあります。電気などが十分に通っていない、そもそもテレビが津波で流されてしまった、という状況なので、電気も必要としない本でも読むか、という面もあるのではないでしょうか? つまり、テレビかラジオがあって、電気も使えるのであれば、本に流れた人の相当数がテレビやラジオに行っていたのではないか、と思うのです。

もちろん、東京の計画停電の時もそうでしたが、電気が使えなくても本は読める、という書籍のアドバンテージは見直された感はあります。ウンベルト・エーコの『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』じゃないですが、数百年たっても読める本という発明品は、その点ではすばらしいと思います。

東北が元気だ、東北の書店の売り上げは上がっている、なんて言われても、業界全体では昨年比で決してプラスにはなっているわけではなく、出版業界の低迷はいったいいつまで続くのでしょうか?

「東北は元気」的な話を聞くたびに、そう思ってしまいます。そもそも東北の人、被災地の人に元気をもらうって、あなたはどれだけ疲れているのよ、と突っ込みたくなるんですけど・・・・・・(爆)

2011年7月29日

その後のなでしこJAPAN

いまや最大の「時の人(たち)」である、なでしこJAPAN。

確かに感動したし、声援を送りはしましたが、テレビ業界のいつものこととはいえ、ここまでテレビに出てしまうと、「本業の方は大丈夫?」と心配になります。

ただ、マイナースポーツの場合、これもそのスポーツの人気が少しでも高まれば、という思いが協会だけでなく、実際に出演している選手にもあるのでしょうから、本人たちが納得しているのであれば、外野がとやかく言うことではないのかもしれません。

でも、国民栄誉賞という話にまでなると、「おいおい、そこまでのものか?」という気にもなり、でも女性アスリートでは高橋尚子がもらっていると聞けば、だったら受賞資格としては遜色ないか、という風に納得もしてしまいます。

しかしベンチの人まで等しく全員が国民栄誉賞受賞者になるのですか? なんか不思議な気がします。

でも日本人って熱しやすく冷めやすいと言いますから、いまのうちに授与しないと、もう二度とチャンスは巡ってこないのかもしれません(爆)。で、思い出されるのが、女子ソフトボールの日本代表のことです。北京五輪であれだけ日本中を感動させ、奮い立たせたわけですが、現在はどうでしょう? 新聞や雑誌に記事が載ることってありますか? その後、彼女たちの待遇とかソフトボールを取り巻く環境は改善したのでしょうか?

女子サッカーも、ソフトボールと同じ道を歩むのではないか、そんな気がします。

2011年7月28日

今日の配本(11/07/28)

ノルマンディー上陸作戦1944(上)
ノルマンディー上陸作戦1944(下)
またしても上下本の巨冊。史上最大の作戦です。それにしても、アントニー・ビーヴァーは精力的に仕事をこなしますね。ちなみに本書カバー写真はロバート・キャパです。
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