2011年6月26日

交通事故

こういうタイトルでダイアリーを書くと、知り合いの方を驚かせてしまいかねないので、最初にネタ晴らしをしておきますと、夢の話です。ただ、夢で交通事故に遭ったとか、交通事故を起こしたというのではなく、目撃したというのが正解です。

どんな夢だったかと言いますと、何故かあたしは学習塾に通っているのです。仕事をしていて自分の常識のなさ、社会人としての教養のなさに嫌気がさし、少しでも常識を身につけようと塾通いを始めたというわけです。

教養などを身につけたかったら、マナー教室だろう、と夢から覚めた今ならそう思えますが、夢の中のあたしは「進学塾や予備校では受験向けの偏った教養しか身につかないから、普通の補習専門の学習塾へ通おう」と思い込んでいたのです。

そういうわけで学習塾へ通うようになったのですが、塾のシーンは夢では出てきません。そこへ向かう、そこから帰るシーンばかりです。いったいどこに舞台設定されているのかわかりませんが、あたしはバスに乗ってその塾へ通っていました。ふだん乗っている、使っているバスではないことは確かです。

そんな塾通いのある日、あたしはバスの一番前の座席に座っていたのですが、その日の運転手はやたらと運転が乱暴で荒い人でした。「この運転手、怖いなあ」と思いながら乗っていて、ある交差点にさしかかりました。バスはそこを右折する予定で、対向車が途切れるのを待っています。

対向車が一台行き過ぎ、次の対向車までの車間がちょっとだけ空きました。車を運転するあたしから見ても、その空きでは右折はしない、と思える車間でしたが、バスがスルッと動き出しました。「えっ、このタイミングで曲がるの? そりゃ無茶だ」と思う間もなく、バスは右折を始めました。

案の定、次の対向車が警笛を鳴らしながら突進してきて、急ブレーキを踏みました。それでも間に合いそうにもなく、ハンドルを左に切ったため、こんどはその車の左側の車線を走ってきた車がぶつかってしまいました。

ハンドルを左に切った車にぶつかっていった車は、自分の前に直進する車(←つまり急ブレーキをかけた車)がいたわけですから、まさかバスが強引に右折してくるとは思ってもなく、スピードを緩めたりしていません。それが次の瞬間、自分の前を行く車が、自分の車線にはみ出してきたのです。思いっきり、突っ込んでしまい、運転手は血を流して動きません。

バスはこの事故の原因を作ったわけですが、結局、どの車とも接触せず、ただ対向車が突っ込んできそうだったので、こちらも急ブレーキをかけて交差点の真ん中で止まった状態です。

じきに救急車と警察が来て、あたしは警察官にバスの運転手がそれまでどれだけ乱暴な運転をしていたか、事故の時も相当無茶な右折をしようとしたということを証言していました。別にチクるつもりはありませんが、一つ間違えば自分が大事故に巻き込まれかねなかったわけですから、こういう運転手さんは適性がないものとして、現場から身を引いてもらいたいと思ったのです。

なんか、ハラハラ、ドキドkの夢でした。

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