2011年6月12日

メアド交換

以前にも書いたかも知れないのですが、またテレビドラマを見ていて感じたので書いてしまいます。感じたというか、気になったと言う方が正確かもしれませんが・・・・・・

どういうことかと言いますと、2時間ドラマなどで主人公が旅に出る、旅先で、推理ドラマであれば事件に遭遇する、恋愛ドラマであれば異性とのちょっとした出会いがある、というストーリーです。ここまでは昔からありふれた流れですし、不自然なところはありません。

さて、ドラマですから、ここで知り合った人と主人公とは、この後も関わりが続きます。そう、旅先での一期一会ではないのです。昔のドラマですと、どうなっていたのか覚えていませんが、最近のドラマですと、たいていは旅が終わって自宅へ戻っている主人公のケータイに、その出逢った人から電話あるいはメールが来るというパターンです。

あたしが腑に落ちないのはここです。

そんな旅先でのちょっとした出逢いでメアド交換などするでしょうか? 仕事なら名刺交換というのがありますが、仕事でもなんでもない、旅先での出逢いでメアド交換などする感覚が信じられません。

殺人事件みたいなものに関わってしまった場合なら可能性はあるでしょうか? うーん、まずないと思いますが、自分に置き換えて考えてみても、ちょっとあり得ません。せいぜいが地元の警察署でいろいろ聞かれて、「今後のために連絡先をおしえてください」と言われるくらいでしょう。

恋愛ドラマでも、合コンみたい場で初めて会った男女がすぐにメアド交換とかしていますよね? あれが信じられません。というか、あたしの感覚がもう古いのでしょうか? 確かに、あたしの会社の同僚なども、ケータイの連絡先には百を持って数えるほどの登録があると言いますし、芸能人でも数百は入ってるという人もいますよね。

こういう人たちって、あまり深いこと考えずに、気軽にメアド交換しているのでしょうか? それこそ、条件反射的にサラリーマンが名刺交換をしているような感覚で。だとしたら、ちょっとは理解できるかな? あるいは、あたしがケータイを使うようになれば、そういう感覚が身につくのでしょうか?

そう言えば、業界の研修旅行でも、参加している他社の方々、しょっちゅうケータイでメールの確認したり、会社へ電話したりしていますね。旅行に出たときくらい会社のことは忘れましょうよ、とも思いますが・・・・・・。ちなみに、あたしの勤務先ではケータイの支給はありません。出先で連絡が付かなくても仕方がないという立場のようです。

あたしの場合、PC用のメールアドレスは会社のドメインのがあり、それは名刺に刷ってありますので、仕事上はそれで問題ありません。それでも会社のパソコンのPCの連絡先は意外とすっきりしています。数ヶ月連絡を取っていない人は、だいたい消してしまいます。なので、事実上、このところ仕事で連絡をする必要がある人以外は一切入っていない状態です。たぶん、数十人ってところでしょう。



潔いと言えば潔いのかも知れませんが、あとは孤独死に一直線です!

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