2011年5月25日

なんでそんな日に・・・・・・

このたびの東日本大震災はさまざまな方面に、いろいろな影響を及ぼしているわけですが、直接に人々の生死に関わるようなことでもなければ、これがなければ生きていけないというものでもないのですが、書店のイベントもかなりの数が中止になってしまいました。震災直後の時点では延期という判断も下しづらく、やむを得ず中止になっていたものがほとんどです。しかし、4月の後半、つまりゴールデンウィークあたりから、いったんは中止になったイベントの復活、日を改めての開催が発表されたものもあります。

そんなイベントの一つ、紀伊國屋サザンシアターで行なわれる「世界文学への誘い」というトークイベント。本来ならば、とっくにあたしも聞きに行っていたはずでした。それが震災の影響で中止。支払ったチケット代を払い戻してもらい、「ああ、残念だったなあ」と思っていたのです。

が、やはり復活しましたね。開催ですね。演者はオリジナルのまま、鴻巣友季子、柴田元幸、辻原登、池澤夏樹の四人です。忙しそうなこの四人を再セッティングするのは大変だったのではないかなと思いますが、たぶん震災を乗り越えて、何としても実現しようという四人の意志が勝ったのでしょう。そう思います。

日時は6月30日(木)で、開演は19時、場所はサザンシアターです。

あれ、ちょっと待ってください。6月の30日ですか? あたし、出張です。東京にいません! 嗚呼、残念。なんということでしょう、これは意地でもあたしには参加させないぞ、という天の意志ではないかと思われます(涙)。

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