2011年5月15日

神田川

週末は次の日の仕事を気にしなくてもよいので、いつもよりは若干夜更かしになります。と言っても、休みの日でも朝は6時半くらいには起きてしまうので、夜も徐々に眠くなってくるので、たぶん世間の人が言うような「夜更かし」にはなってなくて、きっと「それ十分早寝だよ」というレベルだと思います。

さてさて、で、昨晩はフジテレビ系の「世にも奇妙な物語」を見ました。かつてはかなりホラー色の強い作品が多かったような気がしますが、ここ数年の作品はどちらかというと「摩訶不思議」、オカルトとか超常現象とは違うけど、非日常的なストーリーが多くなっている気がします。それに、ちょっとファンタジーがかったり、お涙頂戴的なものもあったり。

そんな中、ホラー好きのあたしは、もっと怖いのないかしら、と思いつつ見ていたのですが、最後の最後に出てきた作品(←ちなみに昨晩は全部で5作品)、主演は谷村美月で、ペットとして飼われている犬の役なのですが、その飼い主役であたしの大好きな国仲涼子ちゃんが出ているではありませんか!

ああ、最後まで見ていてよかった、と心の底から思いました。それに昨晩の国仲さん、ステキ女子というよりは、ちょっと鈍くさい眼鏡っ子、世間には「国仲涼子の眼鏡に萌える」という人も多いと思いますが、はい、正直に告白すれば、昨晩はとてもかわいかったです。この際、谷村美月なんてどうでもいい、もっと国仲さんを映してよ、というのがあたしの心の声でした。

それにしても、ちょっと抜けていて、惚れやすくて、その挙げ句に男に騙されて、という典型的なアホ女の役ですが、心はピュア、そんな役どころは、やはり国仲さんにはピッタリだと思います。「ほんと、男って、こういうタイプ、好きだよね。本当は腹黒くて、何考えてるかわからないのに」と、同性からはブーイングが起きそうなタイプですが、国仲さんがやると不思議と同性にも好かれるタイプではないかと思えてしまいます。

ところで、この「世にも奇妙な物語」の前には、TBS系の「飛び出せ!科学くん」を見ておりました。別に毎週必ず見ている番組というわけではありませんが、昨晩はたまたま神田川の特集だったのでついつい見てしまったのです。



別に神田川と言っても、この曲(↑)のことではありません。いや、正確に言えば、この曲で歌われている神田川のことではあるのですが、番組では別にこの曲の誕生秘話を特集したわけではなく、「科学くん」というタイトルどおり、神田川の源流を探すという内容でした。

ちなみに、本当なのか演技なのか、出演者のほとんどは神田川の源流が井の頭公園だと知らないみたいでした。子供の頃は杉並の神田川近くに住んでいて、井の頭公園にはよく遊びに行っていた身からすると、「えーっ、知らないの?」という感じだったのですが、それも仕方のないことかも知れません。

それにしても、今でこそ川は整備され、魚も泳ぎ、川筋には散歩コースがあって桜もきれいに咲いている神田川ですが、あたしが小学生の頃、住んでいた高井戸付近の神田川は氾濫することもありました。杉並区は南部に神田川、中部に善福寺川が西から東へ流れていて、中野区で合流するのですが、この二本の河川、大雨になるとしょっちゅう氾濫していたものです。

当時の大雨の日のことを書けば、環八(環状八号線)は、井の頭線の高井戸駅をくぐるように通っているのですが、すぐ横を神田川が流れていて、井の頭線をくぐるために少し低くなっている部分に雨水がたまって、時には通行止めになるような状態でした。「環八水没」は、長さで言えばほんの数十メートルの距離ですが、実際に何度か起こったのを見ています。まあ、神田川に向かって周囲の地形が谷を形成しているので、どうしても水がたまりやすいのはわかりますが。

ちなみに、水没と言えば、井の頭線の明大前駅も地面よりも低いところにありますが、これがしばしば水没しました。当然井の頭線は不通。吉祥寺・永福町間の折り返し運転なんてのも何度か体験しています。

確か、あたしが小学校高学年の頃くらいからでしょうか。神田川の改修工事が始まって、それ以来氾濫は起こらなくなりました。たぶん善福寺側も同じでしょうし、同じような頃から、明大前駅の水没も聞かなくなりました。

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